G検定に合格するためにやっておくべきことまとめ

G検定に合格するためにやっておくべきことまとめ

現在JDLAが開催しているディープラーニングの試験であるG検定が話題になっています。
しかし、このディープラーニング試験は、何の役に立ち、どんな資格なのか分からない方もいるでしょう。
そこで今回は、G検定はどんなものなのか、G検定試験の難易度を徹底解説していきます。

そもそも、JDLAのディープラーニング試験には2種類あります。
以下がその2種類の試験です。

  1. E資格
  2. G検定

この二つのうち、今回は「G検定に合格するためにやっておくべきこと」について深掘りしていきます。
では、G検定試験の詳細を見ていきましょう。

G検定とは

G検定というのは、日本ディープラーニング協会(JDLA)が開催している、ディープラーニングの試験のことです。
以下にG検定の詳細を貼っておきましたのでご覧ください。

  • 概要:ディープラーニングを事業に活かすための知識を有しているかを検定する
  • 受験資格:制限なし
  • 試験概要:120分、小問226の知識問題(多肢選択式)、オンライン実施(自宅受験)
  • 受験料: 一般 12,000円+税 学生 5,000円+税
  • 申込: G検定受験サイトよりお申し込み(クレジットカード決済またはコンビニ決済)

注目して欲しいのが、「受験資格」という欄です。
G検定の受験資格は、「制限なし」と書かれていることがわかります。

つまりG検定は、誰でもどんな人でも、試験を受けることが可能なのです。

では、E資格はどうでしょうか。
E資格を受験するには、ディープラーニングが認定している講座を受ける必要があり、講座の料金がかかってしまいます。
それにE資格は、より専門的な知識が必要となるため初心者で合格するのはかなり難しいです。

ですが、G検定は、というとそうではありません。

G検定の受験の難易度

G検定の試験の難易度はE資格と比べると、非常に簡単です。
E資格の試験は、過去問がでておらず試験の難易度も難しいですが、G検定は過去問がでていたりとE資格より問題が簡単です。
とはいえ公式サイトでは、G検定試験の合格ラインは発表されていませんし、テストの得点も発表されていません。

つまり、G検定の試験に合格するか、不合格になってしまうかの選択になります。
しかしこれでは、テストを受けてもどこの部分が苦手なのかも分からないですね。
ですが、安心してください。

G検定なら少し勉強すれば試験に合格することだって可能です。
実際にG検定の問題には、どんなものがでるかも知らないままで1週間試験対策したところ、G検定試験に合格した方もいますからね。
またAI資格ナビが、G検定の合格ラインを調べたところ、6割の点数が取れていれば試験に合格するとも書かれていました。
6割くらいならば、初心者が少し勉強すれば取れるくらいであろう、点数。
その理由は、自宅で試験を受けるからです。
つまり、答えを調べながら試験を受けることができるのですね。
では、具体的にどのように勉強すればいいのでしょうか。
以下に詳しく解説しました。

G検定に合格しやすくなる参考書2選

これからご紹介する教材だけでG検定の対策はバッチリかも。問題集とディープラーニングの概要を学べる、おすすめ教材2選です。

徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト

この問題集についていろいろ調べてると、本番の問題とほとんど被っていた、という声がちらほらありました。
つまり、この本さえあればG検定の試験対策がバッチリということですね!
ただ、G検定の問題1つ1つ答えを調べてると時間がいくらあっても足りなくなります。
ゆえに、ある程度ディープラーニングについての知識が必要になってきます。

深層学習教科書 ディープラーニング G検定

この本は、JDLAが出版している本でかなりわかりやすく解説してあります。
この教材を使うときのポイントは、全てを暗記する必要はない、ということです。
G検定は自宅で試験を受けるので答えを調べながら、問題を解くことができるからです。

教材を上手に使うときのポイント

次は、先程ご紹介した教材を、上手に使う方法をご紹介します。少しだけ目次も記載しましたので教材選びの参考になるはずです。

まずは「深層学習教科書 ディープラーニング G検定」

はじめにG検定の勉強をするときは、「深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト」の教材を使ってください。
なお、最初から教材にある文字を全て暗記しようとは思わない方がいいです。最低3週くらいはしてから暗記し始めた方がいいでしょう。
あと一応、この教材の目次をご紹介しますね!
目次を見てどんな内容が書かれているのか、の参考にしてくださいね。

  • 第1章で人工知能(AI)とは
  • 第2章で人工知能をめぐる動向
  • 第3章で人工知能分野の問題
  • 第4章で機械学習の具体的方法
  • 第5章でディープラーニングの概要
  • 第6章でディープラーニングの手法
  • 第7章でディープラーニングの研究分野
  • 第8章でディープラーニングの応用に向けて(1)
  • 第9章でディープラーニングの応用に向けて(2)

以上です。この本は、表や絵を使っており、どこが重要なのか、重要じゃないのかが、はっきりと分かるようにできています。
また、そもそも人工知能について知らない方もいるかもしれません。
そこでそんな方向けに、この本は人工知能について詳しく解説してくれています。ゆえに、ディープラーニングについて何も知らない方でも読み進めることができる本ですね。

次は、「深層学習教科書 ディープラーニング G検定」

先ほどご紹介した「深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト) 公式テキスト」がある程度終わったら次は新しい教材を使って勉強します。
その教材とは、「徹底攻略 ディープラーニングG検定 ジェネラリスト 問題集 徹底攻略シリーズ」です。
この教材にでてくる問題は、実際のG検定試験の問題と、ほぼ同じようにでてくるという声がありました。
ゆえに、この教材をある程度マスターした方がいいですね。ただ、この問題集に固執しすぎるのも注意。

G検定とは?まとめ

ここまで読んでくださりありがとうございます。
今回は、G検定の概要やG検定を受験するためのおすすめの教材をご紹介しました。
G検定は、E資格よりも受験難易度が簡単ですし、何よりも、講座を受けなくても試験に受験することができるのはいい点です。
ぜひ、この機会にG検定を受けてみてはいかがでしょうか。