AIが話題になる中で、AI関連の知識や実装能力を身に付けたいとE資格を受験する方が増えています。
E資格はどのような試験なのだろうかと気になったり、試験対策したいと思ったりしたときに例題を解いてみたいと思うことでしょう。
そのような方向けに、今回はE資格の例題の探し方をご紹介します。
この記事を読めば、E資格の問題をたくさん解けるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。
E資格の例題(出題範囲)とは
E資格とは、AIに関する幅広い知識と実装能力を保有していることを認定する試験です。
JDLA(一般社団法人日本ディープラーニング協会)がAI人材を輩出するために資格制度を作りました。
E資格の例題を探す前に、最新シラバス(E2024#2から適用)に対応した出題範囲を確認しておきましょう。
数学的基礎
確率・統計 | 確率モデルにおけるパラメータ推定 |
情報理論 | 情報理論 |
機械学習
機械学習の基礎 | パターン認識 機械学習の分類 機械学習の課題 検証集合 性能指標 |
深層学習の基礎
順伝播型ネットワーク | 多層パーセプトロン 出力層と損失関数 活性化関数 |
深層モデルのための最適化 | 基本的なアルゴリズム 誤差逆伝播法 適応的な学習率を持つアルゴリズム パラメータの初期化戦略 |
深層モデルのための正則化 | パラメータノルムペナルティー 確率的削除 陰的正則化 |
畳み込みニューラルネットワーク | 畳み込みニューラルネットワーク |
リカレントニューラルネットワーク | リカレントニューラルネットワーク ゲート機構 系列変換 |
Transformer | Transformer |
汎化性能向上のためのテクニック | データ集合の拡張 正規化 アンサンブル手法 ハイパーパラメータの選択 |
深層学習の応用
画像認識 | ResNet, WideResNet Vision Transformer |
物体検出 | FasterR-CNN, MaskR-CNN YOLO, SSD FCOS |
セマンティックセグメンテーション | FCN, U-Net |
自然言語処理 | WordEmbedding BERT GPT-n |
生成モデル | 識別モデルと生成モデル オートエンコーダ GAN |
深層強化学習 | 深層強化学習のモデル |
様々な学習方法 | 転移学習 半教師あり学習と自己教師あり学習 距離学習(Metric Learning) |
深層学習の説明性 | 判断根拠の可視化 モデルの近似 |
開発・運用環境
エッジコンピューティング | モデルの軽量化 |
分散処理 | 並列分散処理 |
アクセラレータ | デバイスによる高速化 |
環境構築 | コンテナ型仮想化 |
E資格の最新シラバスの変更点など詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。
E資格の例題23問
E資格の例題を解きたいと思っていませんか?
E資格の例題を実際に解いてみることができるE資格模擬テストAIスキルチェックに挑戦してみてください。
タスク種類
機械学習のタスクとして、以下の様なものが挙げられる:
- クラス分類:与えられたデータが何に属するのかを推定
- クラスタリング:与えられたデータ群を複数のサブセットにグループ化
- 回帰:与えられたデータから数値を予測
- 強化学習:動的な環境の中で繰り返しの試行で報酬の最大化を目指す
以下の内容は、どのタスクについて述べたものか選べ
タスク:ローンの審査
例えば年収や年齢、銀行残高などをデータとして与えた時に、その人物に貸付をしても問題ないかどうかを判断する
解答群
E資格の例題の探し方
さらにE資格の例題を解きたい場合は、問題集や学習サイトを上手く活用しましょう。
ここでは、E資格の例題の探し方や注意点をご紹介します。
- 学習サイト
- 問題集
E資格の例題の探し方1.学習サイト
E資格の例題を載せている学習サイトもあります。
さまざまな学習サイトがあり、E資格の過去問例のサイトやE資格の前提知識(数学・統計学・Python・機械学習)がどれだけあるかをチェックできるサイトや、試験に合格できるか判定できるサイトなどがあります。
以下に、おすすめの学習サイトをまとめたので、目的に見合うものを利用しましょう。
おすすめの学習サイト
ProSkilll E資格模擬テスト AIスキルチェック |
E資格の過去問例題23問と解答・解説を見れる学習サイト | 無料 |
株式会社AVILEN E資格スキルチェックテスト |
E資格の前提知識(数学・統計学・Python・機械学習)がどの程度あるかを判定できる学習サイト | 無料 |
Study-AI株式会社 Eもぎライト |
E資格には、どんな問題が試験に出るのか例題を見れる学習サイト | 無料 |
Study-AI株式会社 ラビット・チャレンジ |
JDLA認定プログラム修了証を獲得するための基礎問題が解ける学習サイト | 有料 |
E資格の例題の探し方2.問題集
E資格の問題集「徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集 第2版 (徹底攻略シリーズ)」を持っていない方は購入しましょう。
JDLA認定プログラムの第1号事業者であるスキルアップAIの講師陣が問題集を作成しており、付録に模擬試験が付いています。全19章あり、多くの問題が掲載されているため満足できるでしょう。
問題集を購入する場合は、最新シラバスに対応している「第2版」を購入してください。
E資格の例題を解く場合の注意点
E資格の例題を解く場合には、最新シラバスに対応しているかを必ず確認してください。
なぜなら、E資格は1~2年でシラバス改定がされるためです。
AIの進歩に伴い、シラバス改定がされていますが「過去問と類似の問題ではなく、新しい分野が4割ほど出題された」ということもあるため、過去問で試験対策をしないようにしましょう。
とくに、テキストや問題集で試験対策をするときは最新版を購入してください。
古いの問題集を購入してしまうとシラバスに対応しておらず、入念な試験対策ができないため気をつけてください。
E資格の例題だけでは不安な時は
E資格の例題が掲載されている問題集や学習サイトでは足りない場合は、ProSkilllのJDLA認定E資格対策ディープラーニング集中講座を受講してみてください。
ここでは、E資格対策ディープラーニグ集中講座の魅力をご紹介します。
試験対策問題が入手できる
E資格対策ディープラーニング集中講座は、以下のような流れで、E資格の合格が最短で目指せる講座となっています。
- E資格基礎講座
- E資格対策講座
- E資格試験問題対策
- 試験問題対策解説講座
- 直前フォローアップ講習
そのため、基礎の例題から試験の例題まで入手することが可能です。
最新シラバスに対応した問題を解きたいという方は、講座を受講してみてください。
公式テキストがもらえる
E資格対策ディープラーニング集中講座では、
- E資格に最短で合格するためのオリジナルテキスト教材
- ProSkilllオリジナルのE資格試験完全攻略ガイド
- 暗記用テキスト
をご用意しております。
テキストは572ページあり、全ての分野を網羅的に学べて、例題などに挑戦できるようになっています。
他の講座だとeラーニングで学習するだけでテキストがもらえないことが多いです。
そのため、E資格対策のテキストが欲しいという方は、講座を受講してみてください。
E資格の受験資格が取得できる
E資格対策ディープラーニング集中講座で学習し、講座を全て修了された方は、E資格の受験資格であるJDLA認定修了証を取得できます。
そのため、E資格の受験資格のJDLA認定修了書が欲しい方にもおすすめの講座です。
リーズナブルな料金で講座が受講できる
ProSkilllのE資格対策ディープラーニング集中講座は、業界の中でもかなりリーズナブルなE資格講座です。また、キャンペーン期間中に申し込んでもらえれば、さらに受講料金が安くなります。
個人、法人問わずに受講しやすい料金体系にしたため、AIに興味がある方は講座を受講してみてください。
E資格対策ディープラーニング集中講座の料金体系
正規価格(税込) | キャンペーン価格(税込) | |
会場受講 | 206,800円 | 138,600円 |
ライブウェビナー | 206,800円 | 138,600円 |
eラーニング | 184,800円 | 76,780円 |
E資格の例題に関してよくある質問
E資格の例題に関してよくある質問として、以下のようなものがあります。
E資格の過去問のPDFを入手することはできませんか?
一般社団法人日本ディープラーニング協会は、E資格の過去問のPDFを公開していません。
そのため、過去問のPDFを入手することは難しいです。
E資格は1~2年でシラバスが改定されます。
過去問で試験対策をした結果、新しい分野ばかり出題されて合格できなかったことになりかねません。
このような理由もあり、E資格の過去問が公開されていないため、問題集や模擬試験で問題を解くようにしましょう。
E資格のチートシートはありませんか?
E資格では問題を第三者に開示、共有することが禁止されています。
そのため、E資格のチートシート(早見表やカンニングペーパー)もネット上にありません。
E資格は試験会場で受験するため、カンニングはできませんが、チートシートを作成してみると知識が身に付きやすくなります。そのため、テキストや問題集、模擬試験を活用して、チートシートを作成してみても良いでしょう。
最新の問題を解きたい場合はどうすればいいですか?
E資格の最新問題を解きたい場合は、JDLA認定事業者の講座を受講することをおすすめします。
JDLA認定事業者が提供する講座では、試験傾向が研究されており、今期の試験に合格するための勉強ができます。
知識を習得できるだけでなく、模擬試験が受けられる講座も多いです。
そのため、最新の問題を解いて試験対策したいとお考えの方は、JDLA認定事業者のE資格対策講座を受講しましょう。
E資格対策講座をお探しの方は、下記の記事を読んでみてください。
E資格の公式テキストは販売されていないのでしょうか?
E資格の試験を網羅した公式テキストは販売されていません。
以下の本が推奨されていますのでご紹介します。
E資格の推奨本
E資格学習の推奨本ではありますが、公式テキストではないのでご注意ください。
ゼロから作るDeep Learning ―Pythonで学ぶディープラーニングの理論と実装
引用:Amazon
ゼロから作るDeep Learning ―自然言語処理編
引用:Amazon
最短コースでわかる ディープラーニングの数学
引用:Amazon
図解即戦力 機械学習&ディープラーニングのしくみと技術がこれ 1 冊でしっかりわかる教科書
引用:Amazon
最短コースでわかる PyTorch &深層学習プログラミング
引用:Amazon
【開発・運用環境】プロになるためのWeb技術入門
引用:Amazon
E資格の公式テキストが欲しい場合は、JDLA認定事業者のE資格対策講座を受けるようにしましょう。
E資格の例題はある?まとめ
E資格の例題は、基本的に問題集と学習サイトからしか入手できません。
その理由は、一般社団法人ディープラーニング協会が第三者に試験問題の公開・共有を禁止しているためです。
また、E資格のシラバスは1年~2年で改定されます。
シラバスに対応していない問題で試験対策をすると、新たな分野ばかり出てきて試験に落ちてしまったという事態になりかねません。そのため、最新シラバスに対応して例題を解いておきましょう。
もし、例題が少ないと感じたら、JDLA認定事業者が提供するE資格対策講座を受講してみてください。
ProSkilllのE資格対策ディープラーニング集中講座は、リーズナブルな料金体系でありながら、基礎問題や試験対策問題を解くことができます。
「ProSkilllオリジナルのE資格試験完全攻略ガイド」と「暗記用テキスト」がついているため、ぜひ、興味がある方はぜひ申し込んでみてください。