G検定とはAIに関する資格で、ディープラーニング分野の人材を輩出することが目的の試験です。
AIを事業に活用できる人材を育成する試験ですが、受験料がかかってしまうこともあって、記念受験ではなく合格を目指して受けたいものです。
ここでは、G検定の雰囲気を体験し、試験の練習を行えるG検定の模擬試験を受験できるふたつのサイトを紹介します。
G検定の模擬試験は受けておくべき
なぜG検定の模擬試験を受けたほうがいいのか
G検定はAIに精通し、ディープラーニングを事業に活用することの出来る人材、ジェネラリストを育成することを目的に始められた試験です。
2020年から現在にかけて、ディープラーニングに精通した人材を一定数以上育てることが必要とされているため、受験資格はなくIT関連の職歴がある人でなくても受験できる試験であり、学生は受験料が半額になるなど優遇されています。
シラバスという受験者が勉強するべき分野に関する項目表の中から出題される試験であり、応用数学というAIをプログラムするための基礎的な知識から、ディープラーニングに関わる機械学習の分野、またそのAIを実際に運営まで幅広く出題されます。
時間勝負なG検定
そんなG検定ですが、最大の特徴は120分という制限時間の中で223問を回答していかなければならない、というタイトな内容だと言えます。
1問あたり1分さえかけられないので、ほぼ即答することが出来るくらいの実力は必要だということが分かるでしょう。実力と同じくらいG検定の問題形式に慣れている、必要とされるスピードを体感して対策してあることが合格するために重要です。
そのために模擬試験を受験すると良いのですが、実はG検定では本番も自宅受験を行うことが出来るため、ウェブ上で受験できる模擬試験を経験しておけば本番と全く同じ環境での試験を受験できるのです。
試験の雰囲気や難易度、求められるスピードが分かるので、模擬試験を受験することにはメリットが大きいのです。
クラムメディアで模擬試験を経験する
クラムメディアはクラウドシステムを採用し、いつでもどこでもG検定の勉強が出来るサービスです。
問題集を販売しているため、G検定を受験したい方はこの問題集を購入して勉強し、それから模擬試験を受験することになります。
問題集はライセンスを購入し、決められた期間内はいくらでも利用できる、という仕組みを採用しています。最短30日、最長180日でライセンス契約が結べます。
この問題集を購入することでテストモードという模擬試験を受験することが出来るようになりますが、本番さながらの再現度の高い問題を制限時間付きで経験することが出来ます。
クラムメディアの模擬試験の特徴は、本番の試験の問題文のどこかつかみどころのない感じまで再現されていること、加えて回答した模擬試験をいつでもどこでも見直すことが出来るという点です。
特に後者についてメリットが大きく、解説がついていることで迷った問題についてもどのような点を特に見れば合格へと近づけるのか、というヒントを与えてくれる内容となっていますので、本番の試験でも自信を持って回答できるようになる内容だと言えるでしょう。
また、問題集にストックされている問題数も非常に多いので、弱点に思ったところは後で問題集を利用して強化することも出来ます。
クラムメディアの模擬試験は、予想問題が本番で出題される確率が非常に高いことでも有名です。
また、点数の取りやすい分野や逆に取りづらい分野まで、実際の試験の形式が踏襲されているため、取りこぼしてはいけない問題、逆に解けなくても仕方がない、と割り切れる新傾向の問題などが肌で分かるようになるはずです。
しっかりとクラムメディアの模擬試験を見直して対策をすることによって、ぐっと合格が近づいてくるでしょう。
study-aiの模擬試験は無料で受けられる
Study-AIは、プログラム基礎からディープラーニングを学ぶことを支援している企業であり、G検定の出題状況などを纏める活動やG検定の解説を行っているだけでなく、人工知能について深く学ぶ場を提供することを目的にしています。
人工知能の道を志すエンジニアにとって、勉強の場だけでなくエンジニア同士のコミュニティも提供してくれるサービスを行っている企業です。それらの勉強会やブレインストーミングの場は多くが無料の企画として運営されており、気軽に足を運ぶことが出来ます。
そんなstudy-aiのホームページでは、無料で受験できるG検定の模擬試験が公開されています。
これを利用してさらにG検定へ向けた実力や経験を積み重ねていってはいかがでしょうか。
この模擬試験は誰でも受験することが出来ますが、メールアドレスを登録するだけで開始できることもメリットです。ただし、この模擬試験はあくまで時間を計ってくれるだけの過去問演習であり、出題される問題は決して新しい問題ではありませんし、出題予想された問題でも無いことは留意しましょう。
しかし、実際に本番の試験で出題された問題を本番と同じ制限時間で実施できるので、大変良い経験になるのではないでしょうか。
G検定のための経験値を積むために模擬試験を受けよう
G検定は大変タイトなタイムスケジュールで進行する試験であり、日頃からどれだけ勉強しているかだけでなく試験問題の形式にどれだけ順応できるか、という点も重要です。
問題演習だけでなく模擬試験など本番に近い環境での演習を行うことによって、試験の形式に慣れ、本番に力を出し切れるように準備をしておくといいでしょう。