【2025】画像生成AIアプリ・サイトおすすめ11選!無料範囲や商用利用・呪文のコツ・使い方も解説

【2025】画像生成AIアプリ・サイトおすすめ11選!無料範囲や商用利用・呪文のコツ・使い方も解説

簡単なプロンプト入力の操作で、クリエイティブな作品を生み出す画像生成AI。
手軽に使える画像生成AIアプリ・サイトも多いものの、どのサービスが良いか迷われる方もいるでしょう。特に、どの程度無料でできるのか、商用利用は可能なのかは気になるところです。

そこでこの記事では、おすすめの画像生成AIアプリ・サイトを11選ご紹介するとともに、無料範囲や商用利用も一覧表でお伝えします

呪文のコツ・使い方も解説するので、画像生成AIアプリ選びに迷っている方、はじめて画像生成AIアプリを使う方はぜひ参考にしてください。

画像生成AIとは?

画像生成AIとは?

画像生成AIとは、プロンプト(指示文)に従った画像を生成するサービスです。イラストスキルがなくても、思い浮かべたイメージをうまく言葉に表せればOK。誰もがオリジナルなアート作品を手軽&スピーディに創造できます。

画像生成AIサービスの種類

画像生成AIには、一般的な画像生成AIツールや対話型AI内蔵タイプなど、いくつかの種類があります。ここでは、一覧表にまとめたので利用前にぜひご確認ください。

種類 代表ツール 概要・特徴
オンライン型 Microsoft Image Creator、Canva、Adobe Firefly、ImageFX、SeaArt、Leonardo.AI、Fotor
  • Webブラウザ上で動作
  • 画像生成特化型も多数
ダウンロード型 Stable Diffusion
  • 高度なカスタマイズ可能
  • 技術的な知識が必要
チャット内蔵型 Gemini、Copilot、ChatGPT
  • 対話型AIの機能の一部
  • 作業中に手軽にアクセス

このように、画像生成AIといっても様々な種類があるため、どれを選んだらよいか分かりにくく感じる方もいるでしょう。そんなときは、セミナーで直接ツールの機能を学ぶのもおすすめです。

生成AIセミナーでは、実際に手を動かしながら、ChatGPTやCopilotを使い、思い通りに画像を生成するためのプロンプトエンジニアリングを学びます。短期で効果的に生成AIのスキルを身につけたい方にもおすすめのカリキュラムです。

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画像生成AIアプリ・サイトおすすめ11選!

では、おすすめの画像生成AIアプリ・サイトを11選ご紹介しましょう。まずは、各ツールの特徴、およびスマホアプリ対応の有無をまとめた一覧表をご確認ください。

種類 ツール名 主な特徴 商用利用 日本語対応 公式アプリ
オンライン型 Image Creator 無制限・高速生成 不可 なし
Canva デザイン統合型 あり
Adobe Firefly 高品質・商用安心 あり
ImageFX 制限なし・英語のみ 不可 不可 なし
SeaArt 多様なスタイル対応 あり
Leonardo.AI 高度な技術搭載 あり
Fotor アプリ8億ユーザー 有料は可 あり
ダウンロード型 Stable Diffusion オープンソース なし
チャット内蔵型 Gemini マルチモーダルAI 不可 あり
Copilot Web検索統合型 不可 あり
ChatGPT 無料は1日2回のみ あり

①オンライン型

まずは、一般的なオンライン型の画像生成AIツールから見ていきましょう。

Image Creator

Image Creator
引用元:Image Creator

Image Creatorは、ポップでビビットな色調、スピーディな生成時間が特徴の画像生成AIです。

このツールはアプリはないものの、生成回数は無制限で、使い方もサイトにアクセスするだけの簡単ステップで完了。金は無料で、回数制限もないため、はじめて画像生成AIを使う方におすすめです。

運営会社 Microsoft
無料範囲 無制限
1回の生成枚数 4枚
高速作成 15回/日

Canva

Canva
引用元:Canva

デザインツールとして広く知られるCanvaは、画像生成AI機能も搭載しています。さらに、スマートフォンアプリからも手軽に画像生成が可能です。

利用時は、Canvaにアクセス後、『Canva AI』をクリックするだけでOK。プロンプトは3つ以上のキーワードが推奨されており、1つのキーワードだけでは生成できないケースが多いです。

運営会社 Canva
無料範囲 20回/日
有料プラン
  • Canva Pro:8,300円/年(個人)
  • Canva チームス:15,000円(3人~)
1回の生成枚数 4枚

参照:Canva

Adobe Firefly

Adobe Firefly
引用元:Adobe Firefly

Adobe Fireflyは、リアルで鮮明な画像を生成できることで知られる画像生成AIです。縦横比(アスペクト比)を指定でき、生成画像は、写真とアート(画像)の2種類から選べます。

Adobe Fireflyの生成画像は、権利関係を明確にしたデータを使っているため、著作権を気にせず商用利用できるのも魅力。アプリも人気で、2025/07/15時点で10万ダウンロードを突破しています。

運営会社 Adobe
無料範囲 10回
有料プラン
  • Standard:1,580円/月
  • Pro:4,780円/月
  • Premium:31,680円/月
1回の生成枚数 4枚

参照:Adobe Firefly

ImageFX

ImageFX
引用元:ImageFX

ImageFXは、無料かつ回数無制限で利用できる画像生成AIツールです。画像を生成した後に「もっと作成」ボタンを押すと、似たイメージをさらに簡単に生成できます。また、画像スタイルをカスタマイズできるキーワードも複数提案されます。

なお、プロンプトは英語入力のみで、似た名称のサードパーティ製アプリも存在します。こちらは「アプリ内購入あり」と表示されているため、混同しないよう注意しましょう。

運営会社 Google
無料範囲 無制限
1回の生成枚数 4枚

SeaArt

SeaArt
引用元:SeaArt

SeaArt(シーアート) は、「セルフィーフィルター」「ディズニースタイル」「80年代レトロスタイル」など、多様なスタイルに対応する画像生成AIです。無料で使える回数も多く、スタミナは毎日回復します。

SeaArtのアプリは、実に100万ダウンロードの人気。画像生成時には、縦横比を「2:3」「1:1」「9:16」「4:3」といったプリセットから選べ、「もっと…」を使えば、縦横比の調整もできます。

運営会社 STAR CLUSTER PTE. LTD.
無料範囲 150枚/無料
有料プラン
  • 初級:430円/月
  • スタンダード:1,440円/月
  • プロ:4,300円/月
  • マスター:7,200円/月
1回の生成枚数 4枚

参照:Sea Art

Leonardo.AI

Leonardo.AI
引用元:Leonardo.AI

Leonardo.AIは、「Stable Diffusion」を基盤とした画像生成AIサービスです。アプリ版もリリースしていますが、ユーザーからは「単語規制が多い(余計な単語の追加など)」という声も見られました。

なお、Canvaは2024年7月末、Leonardo.AIを買収し、Canvaはテキストプロンプトとスケッチ描画を組み合わせるLeonardo.AIの高度な技術を獲得しています。

運営会社 Canva
無料範囲 150トークン/1日
有料プラン
(日本円概算、1ドル145円)
  • Apprentice:1,450円/月
  • Artisan Unlimited:3,480円/月
  • Maestro Unlimited:6,960円/月
1回の生成枚数 4枚

参照:Leonardo.AI

Fotor

Fotor
引用元:Fotor

アプリのユーザー数は、実に8億人以上のFotor。無料のオンライン画像編集サイトとして知られていますが、写真加工に加え、高品質なAI画像生成機能も提供しています。

画面上では、「すべて」の他に、「カスタムスタイル」や「フォト」といったカテゴリから選択可能。「写真4」「写真主義」「ミニマリストのタトゥー」といった具体的なスタイル例も提示しています。

運営会社 Everimaging Limited
無料範囲 4回(期限なし)
有料プラン
  • フォクタープロ:366.58/月
  • フォクタープロ+:833.25 /月
1回の生成枚数 1~4枚(選択可能)

参照:Fotor

②ダウンロード型

ダウンロード型画像生成AIは、PCにソフトウェアを直接インストールして利用します。高度なカスタマイズやプライバシー保護に優れる一方、PCのスペック要求が高く、初期設定に専門知識が必要です。

Stable Diffusion

Stable Diffusionは、オープンソースの画像生成AIモデルです。高性能ながらも比較的軽量で、豊富な拡張機能やカスタマイズ性が魅力。特定のスタイルや人物の画像を学習させることもできます。

なお、「Stable Diffusion AI (SDAI)」アプリは、Stable Diffusionの技術を利用してDmitriy Moroz氏が独自に開発・提供しているサードパーティ製のアプリであり、Stability AIの公式アプリではありません。

運営会社 Stability AI
無料範囲 無制限
有料プラン 公式のWebサービス・DreamStudioには有料プランあり
1回の生成枚数 導入するWeb UIや設定により可変

Stable Diffusionにはいくつもバージョンがあり、日本語対応のJapanese Stable Diffusion XL、Stable Diffusion 1.5から画質や機能が向上したStable Diffusion 2.0などもあります。

以下の記事は、Stable Diffusion 2.0について解説しています。Stable Diffusion 1.5との違いもお伝えしているので、Stable Diffusionの利用を検討している方はぜひ参考にしてください。

【2025】Stable Diffusion 2.0入門!画像生成AIを使ってみよう

③チャット内蔵型

チャット内蔵型画像生成AIは、会話型AIサービスの一部として提供された画像生成AIです。対話しながら、スムーズに画像を生成できるのが魅力です。

Gemini

Geminiは、Googleが開発したマルチモーダルな生成AIです。Googleアカウントがあれば手軽に利用開始でき、質問の意図を汲み取った自然な画像生成が可能です。

Geminiの画像生成AIは回数無制限で利用できますが、商用利用に関してGoogleは明言していません。利用はグレーなので、商用利用は避けるようにしてください。

運営会社 Google
無料範囲 無制限
1回の生成枚数 1枚

Copilot

Copilotは、Microsoftが提供するAIアシスタントで、Microsoft EdgeブラウザのサイドバーやBingの検索ツールバーから直接アクセスできます。

こちらは、一般的な画像生成専門サイトやアプリとは異なり、Web検索の一環として提供されたサービスです。利用の際は、Microsoftアカウントがあれば誰でも無料で利用開始できます。

運営会社 Microsoft
無料範囲 無制限
1回の生成枚数 6枚

ChatGPT

ChatGPTは、OpenAIが開発した世界的に有名な会話型AIサービスです。無料プランでも画像生成AI「DALL-E 3」が利用でき、写実的な画像から4コマ漫画まで、幅広い画像を生成します。

有料プランのChatGPT Plus、Team、Enterprise版では、生成回数の制限が緩和され、高度な画像生成機能をより快適に利用できます。

運営会社 OpenAI
無料範囲 2回/1日
有料プラン
(日本円概算、1ドル145円)
  • Plus:2,900円/月
  • Pro:29,000円/月
1回の生成枚数 1枚

参照:OpenAI

画像生成AIアプリ・サイトの選び方

画像生成AIアプリ・サイトの選び方

画像生成AIを選ぶときは、まず「何に使いたいのか」「どこまでの機能が必要か」を考えるのが大切です。例えば、

  • 無料で気軽に使いたい人→Image Creator、ImageFX
  • 商用利用が前提の人→Adobe Firefly、Canva
  • 細かくカスタマイズしたい人→Stable Diffusion
  • 手軽さ重視の人→ChatGPT、Gemini

といった感じで、用途によって選ぶべきサービスは変わってきます。

さらに、以下のポイントもチェックしましょう。

  • 生成回数の制限はあるか
  • 画質のレベルは満足できるか
  • スマホアプリに対応しているか
  • 運営元の信頼性は高いか

まずは無料プランで試してみて、使いやすさや仕上がりを確認してから、有料プランへの切り替えを検討すると失敗が少ないです。

画像生成AIアプリ・サイトの呪文のポイント

画像生成AIアプリ・サイトで理想通りの画像を作るには、入力する呪文(プロンプト)の内容と順序の両方が大切です。

  1. プロンプトは具体的に書こう
  2. 画風やスタイルは順序良く書こう

①プロンプトは具体的に書こう

まずは、どんなものを表現したいのか具体的に書くことがポイントです。例えば、

  • 「美しい女性」→×
  • 「長い黒髪の20代女性、青いドレスを着て笑顔でいる」→○

ように、できるだけ細かくイメージを伝えましょう。さらに、画風やスタイルも「リアル風」「アニメ調」など、明確にすると思い通りの画像を生成しやすくなります。

②画風やスタイルは順序良く書こう

さらに、「順序」も意識すると効果的です。

  1. 被写体やシチュエーション(若い女性、公園、夕暮れ、逆光)
  2. スタイルや質感(アニメ風、油絵風)
  3. 構図や視点(斜め上からの俯瞰)
  4. 色味や雰囲気(温かみのある、夕焼け色)
  5. ネガティブプロンプト(粗い画像、不鮮明など)

このように「主題→スタイル→構図→雰囲気→除外条件」の順で整理すると、AIが意図をより正確に汲み取りやすくなります。

何度も繰り返しながら、自分の好みやツールのクセをつかんでいきましょう。

画像生成AIアプリ・サイトの使い方

画像生成AIアプリ・サイトの使い方

では、実際に画像生成AIを使ってみましょう。今回は、アプリはないものの鮮明でクリアな画像をスピーディに作成できるGoogleの「ImageFX」を使ってみます

なお、ImageFXを使う際には、まずGoogleアカウントでログインしておいてください。ImageFXは英語のプロンプトのみなので、事前にGoogle翻訳などで英語に変換しておくと良いでしょう。

  1. ImageFXにアクセス
  2. プロンプト入力欄に指示文を入力プロンプト入力欄に指示文を入力
  3. 今回は「若い女性、公園、夕暮れ、逆光、アニメ風、温かみのある、夕焼け色、粗い画像(→ネガティブプロンプト)」という意味の英語を入力
  4. 「作成」をクリック
  5. 10秒ほどで4枚の画像を生成10秒ほどで4枚の画像を生成
  6. ダウンロードしたい画像の上でクリック
  7. 希望の画像が拡大したらダウンロードマークをクリック拡大画像の右上のダウンロードアイコンをクリック
  8. 保存した画像を拡大
    保存した画像を拡大
    引用元:ImegeFX

これでAIが作成した画像を保存できました。

画像生成AIアプリ・サイトを利用する際の注意点

画像生成AIアプリやサイトは便利ですが、守るべきマナーやルールもあります。特に意識したいのは次のポイントです。

  • 著作権(有名キャラクターや実在の人物は避ける)
  • 商用利用規約(サービスによっては商用NGな場合もある)
  • プライバシー(他人の顔写真は勝手に使わない)
  • 課金の仕組み(生成回数や課金体系を確認し、高額請求を防ぐ)

また、欲しい画像が1回で出ないことも多いので、何度か生成を繰り返す余裕も持っておきましょう。

生成AIの基礎から活用法まで網羅!生成AIセミナー

もし、こうした生成AIの基礎から活用法まで体系的に学びたい方は、生成AIセミナーの受講もおすすめです。セミナーでは、生成AIの基本知識から、ChatGPTやCopilotの実践テクニック、画像・動画生成、独自AIの作成方法まで幅広く学べます。

さらに、画像生成AIを利用する際に知っておきたい、著作権や商用利用規約、プライバシー保護も学習。生成AIアプリやツールの基礎から応用まで学びたい方は、実践形式の生成AIセミナーで安全かつ効果的な活用法を身につけましょう。

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運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)27,500円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京・名古屋・大阪)・eラーニング

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生成AIの画像の著作権については、以下の記事で詳しく解説しています。画像生成AIで最も注意しておきたいポイントなので、利用前の事前学習としてぜひご一読ください。

【2025】生成AIで作成した文章や画像は著作権違反になる?著作権侵害の事例とガイドライン

画像生成AIアプリについてまとめ

画像生成AIアプリ・サイトは数多くありますが、それぞれ無料範囲や商用利用の可否が異なります。生成画像の雰囲気もツールごとに若干異なるため、まずは無料で利用できるアプリやサイトを選び、画像の雰囲気を確かめてみると良いでしょう。

画像生成AIアプリ・サイトの使い方・選び方に不安がある方は、ぜひ生成AIセミナーへの参加をご検討ください。