【2026】データサイエンティストの国家資格おすすめ5選!難易度・試験時間も詳しく解説

【2026】データサイエンティストの国家資格おすすめ5選!難易度・試験時間も詳しく解説

インターネットの普及やAIの飛躍的進化を背景に、ビッグデータを分析・活用するデータサイエンティストへのニーズが高まっています。

データに基づいた科学的な意思決定を求める企業が増える中、そのスキルを証明できるデータサイエンティスト関連の資格取得を目指す方も増加してきました。

この記事では、データサイエンティストの国家資格を5選ご紹介します。どの順番で取得してくと、効率的に知識とスキルを学べるかも解説しています。

各資格の難易度や合格ライン・合格率もお伝えするので、確かなスキルセットを身につけるためにも、ぜひデータサイエンティストの国家資格取得を検討してみてください。

目次

データサイエンティストの国家資格5選

データサイエンティストの国家資格5選

データサイエンティストを目指せる国家資格を5つ、みていきましょう。
各国家資格の実施時期、試験時間、出題形式、出題数もお伝えするので、受験を検討している方もぜひ参考してください。

  1. ITパスポート試験
  2. 情報セキュリティマネジメント試験
  3. 基本情報技術者試験
  4. 応用情報技術者試験
  5. データベーススペシャリスト試験

国家資格①ITパスポート試験

ITパスポート試験は、データサイエンティストの基礎を築く国家資格です。

この試験では、コンピュータシステム、データベース、ネットワークなどのITの基礎知識から、情報セキュリティ、情報デザイン、AIやIoT、ビッグデータのような最先端技術まで幅広く出題されます。

ITに関する共通的な基礎知識が問われるので、データサイエンティストの国家資格の第一歩にはもちろん、今後ビジネスシーンで活躍する方にもおすすめの国家資格です。

実施時期 随時
試験時間 120分
出題形式 多肢選択式
出題数 100問
難易度 易~中

ITパスポート対策を万全にして一発合格を目指すなら、短期集中で効率よくITパスポート試験対策できるセミナーの受講も良いでしょう。初学者が躓きがちなITテクノロジやITストラテジ対策も、セミナーならポイントを抑えて効率よく学べます。

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国家資格②情報セキュリティマネジメント試験

情報セキュリティマネジメント試験は、情報セキュリティの基礎的な知識と実行力を証明する国家資格で、データサイエンティストを目指す方や情報システムに関わる方におすすめです。

この試験では、部門の情報セキュリティ対策を企画・実行するリーダー力、ITの基礎的スキル、情報セキュリティの適切なリサーチ、関係者への共有力が問われます。

実施時期 随時
試験時間 120分
出題形式 多肢選択式
出題数 60問
難易度 易~中

国家資格③基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITの基礎知識を証明する国家資格です。

この試験に合格すると、データサイエンティストに必要な、データベース設計やネットワーク構築など、データ分析の基盤を築くスキルを習得できます。ITシステムの企画や設計、運用などのIT業務に携わりたい方にもおすすめです。

実施時期 随時
試験時間 90分
出題形式 多肢選択式
出題数 60問
難易度 易~中

国家資格④応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、IT全般の応用スキルを証明する国家資格です。

データサイエンティストに必要なビッグデータ分析をはじめ、ITを活用した経営戦略に対する差異分析、企画書の作成、システム技術の調査など幅広いスキルを問われます。

データサイエンティストとして、より高度なデータ分析プロジェクトをリードできるようになり、さらにITシステムの企画から開発、運用まで対応するプロジェクトマネージャーとしても活躍できます。

実施時期 春期・秋期
試験時間 150分
出題形式 多肢選択式
出題数 80問
難易度

国家資格⑤データベーススペシャリスト試験

データベーススペシャリスト試験は、ビッグデータを効率的に管理・運用する高度なスキルを証明する国家資格です。

具体的には、データ資源管理とリポジトリシステムの扱い、ニーズに基づく正確なデータモデリング、セキュリティを考慮したデータベース管理などを問われます。

この国家資格に合格するためには、データベースを統合的に評価し、目的に応じた適切な選択ができる実行力が必要です。国家資格取得後は、より高度なデータ分析基盤を構築し、ビジネスに貢献できるデータサイエンティストとして活躍できます。

実施時期 秋期(10月)
試験時間
  • 午前一部:50分
  • 午前二部:40分
  • 午後一部:90分
  • 午後二部:120分
出題形式
  • 午前一部:30問
  • 午前二部:25問
  • 午後一部:3問
  • 午後二部:2問
出題数
  • 午前の部:多肢選択式
  • 午後の部:記述式
難易度

データサイエンティスト向けの資格はその他にも数多くあります。
以下の記事は、データサイエンティストにおすすめの資格や取得するメリットについても解説しているので、データサイエンティストに興味がある方もぜひ参考にしてください。

【2025】データサイエンティスト資格のおすすめは?レベル別や取得のメリットを詳しく解説

データサイエンティスト以外のIPAの国家資格

データサイエンティストの国家資格とは?

データサイエンティスト関連の国家資格を主催するIPAは、いくつもの情報処理技術者向けの国家資格を実施しており、その中には、「データベーススペシャリスト試験」や「応用情報技術者試験」など、データサイエンティストの育成に役立つ資格も含まれています。

ここでは、データサイエンティストに関連しない資格と、IPAについても簡単に解説します。

IPAとは

IPA(情報処理推進機構)は、経済産業省が所管する独立行政法人です。

デジタル社会の発展・推進を目的として設立され、「デジタルで豊かな社会に」というミッションのもと、データとデジタル技術を活用し、産学官(産業・大学・行政)の連携を促進しています。

IPAが実施する情報処理技術者試験は、IT人材の育成と評価に大きく貢献しており、日本のIT業界の発展を支える基盤となっています。

IPAのデータサイエンティスト関連以外の資格一覧

IPAでは、情報処理技術に関するさまざまな認定資格を主催しています。
以下は、2025年7月時点で受験可能な、IPAのデータベーススペシャリスト関連以外の資格は以下です。

資格の種類 主な内容
ITストラテジスト試験(ST) 企業戦略とITの融合
システムアーキテクト試験(SA) ITシステムの設計や開発
プロジェクトマネージャ試験(PM) 大規模ITプロジェクトの管理・運営
ネットワークスペシャリスト試験(NW) ネットワークシステムの設計・運用
エンベデッドシステムスペシャリスト試験(ES) 組み込みシステムの取り扱い
ITサービスマネージャ試験(SM) ITサービスの運用・管理
システム監査技術者試験(AU) ITシステムやプロセスの監査
情報処理安全確保支援士試験(SC) サイバーセキュリティの専門分野

参照:IPA「試験区分一覧」

データサイエンティスト国家資格以外の試験

IPAが運営する国家資格以外に、以下のような国際資格や民間資格試験もあります。

  • 国際資格
  • データサイエンティスト検定

それぞれどのようなものかご紹介します。

データサイエンティストの国際資格

データサイエンティストには、ORACLE MASTERやCAP(Certified Analytics Professional)のような、国際的に認可された資格もいくつかあります。
以下の記事では、データサイエンティストのおすすめ国際資格をご紹介しているので、ぜひ参考にしてキャリアアップの選択肢を広げてください。

【2025】データサイエンティスト国際資格のおすすめは?国際・国内別に紹介

データサイエンティスト検定

データサイエンティスト検定は、一般社団法人・データサイエンティスト協会が認定する資格試験で国家資格ではありません。データサイエンティストに求められる「ビジネス力」「データサイエンス力」「データエンジニア力」の3つのスキルを軸に評価しています。

この資格は、以下の4つのスキルレベルに分かれています。

スキルレベル 難易度 対象者
シニア データサイエンティスト 業界全体でリードできる熟練者
フル データサイエンティスト 高~中 組織やチームの主導者
アソシエート データサイエンティスト 中~易 プロジェクトを動かす実務者
アシスタント データサイエンティスト 見習いレベルの初心者

データサイエンティスト検定の役割

データサイエンティスト検定は、急速に発展するデジタル社会において、データサイエンティストを必要とする企業とその人材をつなぐための、一つの指針としての役割を担っています。

2024年6月の試験より、生成AIの活用スキルを試験項目に追加するなど、常に最新の技術動向を反映して進化と改善を続けています。

実施時期
  • 秋期:2025年11月8日~2025年11月30日
  • 春期:2025年6月7日~2025年6月29日
試験時間 100分
試験形式 CBT形式
出題数 100問

データサイエンティスト検定は意味がない?

データサイエンティスト検定は、国家資格でなく、実務経験も問われない資格試験なので「意味がないのでは」「やめとけ」などといわれることもあります。確かに民間資格で、キャリアアップや転職に必ずしもプラスに働くかというと、企業によるといわざるを得ないのが事実。

確実なアピール材料とするのであれば国家資格がおすすめですが、G検定より難易度も高く、「意味がない」ものではありません。

データサイエンティスト国家資格はどの順に取得すべき?

データサイエンティストに適した国家資格

データサイエンティストに関連する国家資格は5つあるとご紹介しました。「どの国家資格から順に取得すればよい?」と迷う方も多いかもしれません。

それぞれの資格ごとに「求められる知識の深さ」や「実務との親和性」に違いがあるので、以下の順番で段階的にステップアップしていくのがおすすめです。取得するのにおすすめのタイミングとあわせてみていきましょう!

  1. 初心者:ITパスポート|基礎固め
  2. 実務経験1年目:情報セキュリティマネジメント試験|セキュリティ意識定着
  3. 実務経験2年目:基本情報技術者試験|開発基盤を整える
  4. 実務経験3年目:応用情報技術者試験|分析からマネジメントまで学ぶ
  5. 実務経験4年目:データベーススペシャリスト試験|データのプロフェッショナルへ

①初心者:ITパスポート|基礎固め

ITパスポートは、ITに関する広範な知識(テクノロジー・マネジメント・ストラテジー)を網羅的に学べるため、データサイエンスの土台を築くうえでも非常に有効です。 試験概要などは以下をご覧ください。

試験名 ITパスポート試験(IP)
合格率 約50~55%(令和6年度:49.9%)
難易度 ★☆☆☆☆(入門レベル)

データサイエンティストを目指すにあたって、IT全般のリテラシーがあることは必須条件です。ITパスポートでは、経営戦略や法務、セキュリティといった周辺知識もカバーされており、ビジネスとITの橋渡し的な知識を早い段階で身につけることができます。

合格を目指せる勉強時間目安は約30〜50時間、1日1時間の学習を1か月程度継続するのがおすすめです。

②実務経験1年目:情報セキュリティマネジメント試験|セキュリティ意識定着

情報セキュリティマネジメント試験は、ITを使ううえで欠かせない「情報の守り方」を体系的に学べる資格です。データを扱う職種において、個人情報や機密情報の保護は常に重要テーマ。実務1年目のタイミングで、セキュリティ意識をしっかり身につけておくと、その後の業務でも安心して任され安くなるでしょう。

試験名 情報セキュリティマネジメント試験(SG)
合格率 約70%(令和6年4月:76.2%)
難易度 ★★☆☆☆(基礎〜応用の中間)

情報セキュリティは、データサイエンティストにとって必須の基礎素養です。万が一、データを誤って漏洩させてしまった場合のリスクや影響を想定しておくことで、責任ある立場としての判断力が身につきます。早期に取得することで「この人はリスク管理ができる」と上司やクライアントからの信頼にもつながります。

合格を目指せる勉強時間の目安は40〜60時間。平日1時間・休日2時間程度の学習を1か月半〜2か月続ければ、無理なく合格が狙えます。

③実務経験2年目:基本情報技術者試験|開発基盤を整える

基本情報技術者試験は、プログラミング・アルゴリズム・ネットワーク・OS・データベースなど、ITの技術的な基礎を一通り学べる試験です。実務経験が1年を超えた段階で、この試験に挑戦することで「現場で使っている技術」が理論として整理され、スキルとして定着します。

試験名 基本情報技術者試験(FE)
合格率 約40〜50%(令和6年度上期:39.2%)
難易度 ★★★☆☆(中級レベル)

データサイエンティストの業務には、アルゴリズムの理解やデータ構造への理解が欠かせません。

Pythonなどの実装だけに偏らず、CS(コンピュータサイエンス)を理論から学ぶことで、より効率的なデータ処理・設計が可能になります。チームの開発業務に関わる機会が増える2年目以降には、このレベルの知識が求められる場面も増えてくるため、このタイミングでの取得はとてもおすすめです。

勉強時間の目安は100〜150時間。業務と並行しながら学ぶ場合は、2〜3か月程度を見込んで計画的に進めていくと良いでしょう。

④実務経験3年目:応用情報技術者試験|分析からマネジメントまで学ぶ

応用情報技術者試験は、戦略立案・、要件定義・設計・プロジェクトマネジメントなど、ITに関する知識を“使える力”へと高めてくれる上級資格です。分析力だけでなく、全体設計や顧客対応、チームでの連携なども求められるようになる3年目以降に、ぜひ挑戦しておきたい資格です。

試験名 応用情報技術者試験(AP)
合格率 約20〜30%(令和6年春期:22.1%)
難易度 ★★★★☆(上級レベル)

応用情報は、データを「どう扱うか」だけでなく、「なぜ扱うのか」「どう価値を生み出すのか」まで思考を広げる力がつきます。プロジェクトの初期から関わる機会が増えてくる時期に、IT戦略やマネジメントの知識があると、大きな武器になります。

合格に必要な学習時間は150〜200時間程度。長期間にわたる学習が必要になるため、業務の繁忙期を避け、余裕のあるスケジュールで取り組むのがおすすめです。

⑤実務経験4年目:データベーススペシャリスト試験|データのプロフェッショナルへ

データベーススペシャリスト試験は、データ設計・運用・チューニングなどの高度な知識が問われる専門資格です。データを自在に扱える“技術的な強み”を身につけたいデータサイエンティストにとって、キャリアのステップアップに直結する試験です。

試験名 データベーススペシャリスト試験(DB)
合格率 約13〜18%(年度により変動)
難易度 ★★★★★(最難関レベル)

合格で、SQL最適化や正規化・分散DB・トランザクション管理などのスキルが証明され、「信頼できるデータサイエンティスト」としての地位を確立できます。実務経験を積んだ4年目以降なら、設計や改善提案の機会も増えているため、知識が活きる場面も多いでしょう。

勉強時間の目安は200〜300時間。半年ほどの学習期間を確保し、計画的に進めることで合格が現実的になります。

データサイエンティストの国家資格におすすめの学習方法

データサイエンティストの国家資格におすすめの学習方法

データサイエンティストの国家資格(IPA)に目指す際の学習方法はいくつもありますが、践的なスキルを効率的に習得し、短期間で実力向上を目指すには、データサイエンティストに特化したセミナーがおすすめです。

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データサイエンスの基礎知識・統計学・Pythonプログラミングなど、データ分析の流れから幅広く学習スタート。ビッグデータの解析・プロジェクトマネジメント・時系列分析・マーケティング予測など、より実践的な内容へと学びを深められる充実したカリキュラムが魅力です。

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セミナー名データサイエンティストセミナー
運営元GETT Proskill(ゲット プロスキル)
価格(税込)41,800円〜
開催期間2日間
受講形式対面(東京)・ライブウェビナー・eラーニング

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データサイエンティストの国家資格を取得するメリット

データサイエンティストの国家資格を取得するメリット

データサイエンティストに関連する資格は民間資格も多いですが、国家資格により得られるメリットは何があるのでしょうか?

最後に、データサイエンティストの国家資格を取得するメリットについて解説しましょう。

メリット①国家資格としての信頼性・権威性を得られる

データサイエンティストの国家資格は、経済産業省によるIT政策実施機関が認定した資格という信頼性・権威性を得られます。

特に、就職・転職時の面接の際に、履歴書に国家資格と記載できるのは、他者との差別化にも有効です。国家資格ならではの認知度の高さにより、他者から資格の価値を正確に評価してもらえるというメリットもあります。

データサイエンティストになるために明確なスキルは必要ありませんが、やはり国家資格というブランドを提示した形で相手に示せるのは大きなアドバンテージです。データサイエンティストとしてさらなる高みを目指す方にとっても、魅力的な要素といえるでしょう。

メリット②試験の詳細やシラバスが公開されている

データサイエンティストの国家資格「IPA」は、それぞれ試験の詳細やシラバスを公式サイトで公開しています。データサイエンティストの国家資格の合格率を高めるにあたり、サポートの充実度はとても重要です。

これらの情報は、IPAの公式サイトで各資格をクリックし、試験の詳細が開いたページの最下部「参考リンク:出題等について」で閲覧できます。試験要項、およびシラバスはPDF形式で交付しているので、じっくりと学習計画を立てたい方にも最適です。

さらに過去問題まで無料で利用できるため、個人で購入する必要もありません。
「合格」という目標を効率的に達成できるのも、データサイエンティストの国家資格ならではのメリットといえるでしょう。

データサイエンティストの国家資格についてまとめ

データサイエンティスト向けの国家資格はいくつもありますが、最も専門性が高く高度なスキルは「データベーススペシャリスト試験」でした。効率的に合格を目指したい方は、学習方法にこだわるのも一つの戦略です。

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