データベーススペシャリスト試験とは、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格で、ITエンジニアとしての高度なスキルを証明する試験です。毎年10月の第2日曜日に全国主要都市で開催されます。
本記事では、試験日程や申し込み方法、試験会場の選び方、さらに合格に向けた勉強法まで詳しく解説します。データベーススペシャリスト試験を目指す方はぜひ参考にしてください。
データベーススペシャリスト試験とは?
データベーススペシャリスト試験とは、情報処理推進機構(IPA)が実施する国家資格で、情報処理技術者試験の中でも高度試験に分類されています。
データベース設計や運用管理に関する専門的な知識とスキルを認定し、企業活動を支える情報基盤の構築・管理を担う人材を対象としています。情報処理技術者試験の中でもスキルレベル4に位置付けられ、難易度が高い試験です。
下記はデータベーススペシャリスト試験について詳しく解説しています。難易度や勉強方法などもまとめているので、ぜひ参考にしてください。
データベーススペシャリストの試験日程
データベーススペシャリストの試験日程等について紹介します。
- 試験日
- 申し込み
- 受験料
- 合格発表日
上記内容を詳しく見ていきましょう。
①試験日
データベーススペシャリスト試験は、毎年10月の第2日曜日に開催されます。全国主要都市で行われ、試験はペーパー形式で解答します。受験資格に制限はなく、学歴や年齢を問わず誰でも挑戦可能です。試験は1日で行われ、午前・午後の4つの試験区分に分かれています。以下に試験時間や形式を表でまとめました。
試験区分 | 試験時間 | 出題形式 | 出題内容 |
午前Ⅰ | 9:30~10:20(50分) | 多肢選択式 | IT全般の基礎知識(応用情報レベル) |
午前Ⅱ | 10:50~11:30(40分) | 多肢選択式 | データベースに特化した専門知識 |
午後Ⅰ | 12:30~14:00(90分) | 記述式 | データベース設計やSQLの応用問題 |
午後Ⅱ | 14:30~16:30(120分) | 記述式 | 長文問題による事例解析・論述問題 |
午後試験では記述式が中心となるため、論述力や応用力が求められます。
短期間でデータベーススペシャリスト試験に必要な知識を手に入れたい方は、「データサイエンティストセミナー」がおすすめです。データスペシャリスト試験の勉強と一緒に学習するとより効果的なスキルが身に付きます。
②申し込み
データベーススペシャリスト試験の申し込みは、株式会社シー・ビー・ティ・ソリューションズ(CBTS)の受験者専用サイトからインターネットを使って行います。初めて申し込む場合は、「利用者ID新規作成」よりマイページアカウントを作成する必要があります。
作成した利用者IDとパスワードは、他の試験区分の申し込みや合格証明書の申請にも使用するため、大切に保管してください。なお、試験の申し込み期間は、毎年7月の上旬から中旬にかけて行われます。申し込み期間中は24時間受付可能で、手続きはオンライン上で完結します。
試験日の約1か月前に受験票が発送されるため、内容に誤りがないか必ず確認してください。不明点がある場合は、専用サイトから問い合わせましょう。
申し込み時の注意点
データベーススペシャリスト試験を申し込む際には、いくつか注意点があります。
- 申し込みはインターネット専用で、期間内に手続きを完了しないと翌年まで受験できません。
- 情報処理技術者試験の他区分と混同しないよう、試験名を正確に確認しましょう。
- 登録したIDやパスワードは今後も使用するため、大切に保管してください。
手元に届いた受験票の記載内容を確認し、不明点があれば専用サイトへ問い合わせましょう。準備万端で試験当日に臨めるよう、早めの手続きを心掛けてください。
③受験料
データベーススペシャリスト試験の受験料は7,500円(税込)で、料金はお申し込み時に支払います。支払い方法にはクレジットカード決済、ペイジー(Pay-easy)、コンビニ払いの3種類があります。受験料の免除制度はありませんが、受験資格に制限がないため、誰でも申し込み可能です。
④合格発表日
データベーススペシャリスト試験の合格発表は、毎年12月下旬に行われています。試験日から約2か月後に発表されるのが通例で、正確な日時は試験当日の夜にIPA公式サイトでアナウンスされます。合格証書の発送は合格発表から1か月後となるため、手続きのスケジュールに余裕を持ちましょう。
データベーススペシャリストの試験会場
データベーススペシャリスト試験の会場は、全国47都道府県の主要都市にて開催されます。受験者は申し込み時に希望する試験地を選択しますが、別会場に変更されることがあります。最終的な会場情報は受験票に記載されるため、必ず確認してください。
また、遠方から受験する場合は交通アクセスや宿泊施設の手配を事前に行い、スムーズな受験準備を心掛けましょう。
会場選択時の注意点
データベーススペシャリスト試験では、申し込み時に希望する試験地を指定しますが以下の点に注意が必要です。
- 収容人数を超えた場合、同一都道府県内の別会場や他の地域に変更される場合があります。その際、事前通知は行われないため、受験票で最終的な会場を必ず確認してください。
- 試験会場によっては「土足禁止」の場所もあるため、上履きが必要なケースがあります。受験票の注意事項を事前に確認しましょう。
- 天候や交通状況によっては会場変更の可能性もあるため、試験当日に備えて公式サイトで最新情報をチェックしましょう。
試験日に受験する会場はどこになるのか分からない場合もあるので、自身のスケジュール管理をしっかり行いましょう。
データベーススペシャリスト試験の対策
データベーススペシャリスト試験は、午前試験と午後試験の2部構成で実施されます。それぞれ異なる形式で出題され、基礎知識から応用力まで幅広く問われる内容となっています。
- 午前試験
- 午後試験
上記内容の対策方法を見ていきましょう。
①午前試験
データベーススペシャリスト試験の午前試験は、過去問演習を中心に対策するのが効果的です。午前Ⅰでは応用情報技術者試験と同レベルのIT全般知識が問われ、午前Ⅱではデータベースに特化した専門知識が出題されます。
少なくとも過去5年分の問題を繰り返し解いて出題傾向を把握し、効率よく学習を進めましょう。また、間違えた問題や理解が不十分な分野は解説を読み込み、関連知識を補強することが重要です。
②午後試験
データベーススペシャリスト試験の午後試験も、午後Ⅰと午後Ⅱに分かれており、記述式で実施されます。午後Ⅰは12:30~14:00の90分間で、3問中2問を選択して解答します。主に「データベース設計」「実装・性能」「SQL」などが出題され、基礎理論や応用力が求められます。
一方、午後Ⅱは14:30~16:30の120分間で、2問中1問を選択して解答します。「物理設計」や「論理設計」をテーマにした事例解析問題が中心で、長文読解力と論述力が必要です。
下記では、データベーススペシャリスト試験についてまとめているので、ぜひ参考にしてください。
データベーススペシャリスト試験に合格する手順
データベーススペシャリスト試験は、情報処理技術者試験の中でも難易度が高く、合格率は例年15~18%程度と低めです。合格するためには、効率的な学習方法と実践的な対策が欠かせません。以下では、データベーススペシャリスト試験に合格する手順についてまとめました。
- 学習計画を立てる
- 模擬試験や過去問題集を利用する
- 体調をしっかり整える
①学習計画を立てる
データベーススペシャリスト試験に合格するためには、計画的な学習が不可欠です。試験日から逆算して、最低でも3~6か月の学習期間を確保しましょう。初期段階では、データベースの基礎知識(正規化、SQL、データモデルなど)を固めることが重要です。
その後、午前試験の過去問演習を通じて基礎力を強化して、午後試験対策に進む流れが理想です。また、学習内容のスケジュールを週単位で組み込むと挫折しづらくなります。無理のない計画を立てて最後までやり切りましょう。
②模擬試験や過去問題集を利用する
データベーススペシャリスト試験を勉強する際は、模擬試験や過去問題集を活用するのがおすすめです。午前試験では過去問から似たような問題が多く出題されるため、過去5年分以上の問題を繰り返し解くことで出題傾向を把握できます。
また、午後試験では記述式の練習が必須なので、模擬試験を行い長文読解力や論述力を鍛えましょう。時間配分を意識しながら実践形式で解くことで、試験本番に向けた準備が整います。
短期間でデータベーススペシャリスト試験に必要なスキルを習得したい方は、「データサイエンティストセミナー」がおすすめです。受講形式が3種類あるため、自身のスケジュールに合わせて受講できます。短期間で専門知識が身に付くので試験対策にも役立ちます。
③体調をしっかり整える
データベーススペシャリスト試験は長時間にわたる集中力が求められるため、体調管理も重要な対策の一つです。試験直前は無理な詰め込み学習を避け、十分な睡眠を確保しましょう。また、試験当日に備えて、試験開始時間に合わせた生活リズムを事前に整えることも大切です。
データスペシャリスト試験は開始時間が早いため、会場までの移動時間や天候なども考える必要があります。当日に焦らないためにも余裕を持ったスケジュール管理を行いましょう。なお、試験当日は長期戦になるので軽食や水分補給の準備をしっかり整え、万全のコンディションで臨みましょう。
データベーススペシャリスト試験日まとめ
データベーススペシャリスト試験は、毎年10月の第2日曜日に開催に実施されます。申し込み期間は毎年7月上旬から中旬で、申し込みにはインターネットでの手続きが必要です。
また、受験資格に制限はなく、学歴や年齢を問わずに受験可能です。試験会場や申し込み方法を事前に確認し、計画的な学習と体調管理を心掛けて、合格を目指しましょう。