AI時代でも活躍できるエンジニアを目指してE資格を取得しようと考えた際に「E資格を取得するまでの費用はどれぐらい必要なのかな?」と気になる方もいるでしょう。
とくに趣味にお金をかけたい方や、既婚者で子育てしている方は「無料のE資格講座はあるのかな?」と少しでも費用を抑えたくなるのではないでしょうか?
そのような方向けに、E資格の取得費用を安く抑えるコツをご紹介します。
ぜひ、E資格の取得費用を少しでも安く押さえたいという方は、この記事を参考にしてみてください。
無料のE資格講座はある?
結論からお伝えすると、E資格を取得するためにはJDLA認定プログラムを修了しなければいけません。
その理由は、E資格試験の申込み時にはJDLA認定事業が発行する、
- 修了者ナンバー
- 認定No
- 認定プログラム事業者名
- 修了日
が必要になるためです。そのため、JDLA認定プログラムの受講料がかかります。
JDLA認定プログラムを提供する事業者は多く存在しており、
- 講座内容
- 料金
- 修了率
が異なります。そのため、格安のJDLA認定プログラミングを選べば受講料を抑えられます。
E資格を合格するまでの必要な費用
E資格試験を受験するためには、JDLA認定プログラミングを受講して修了しなければいけないと説明しましたが、E資格に合格するまでに必要な費用は約10~90万円です。
- どのようなJDLA認定プログラムを受講するのか?
- E資格試験に向けた参考書代を購入するのか?
- E資格模擬試験を受験するのか?
上記によってE資格を合格するまでに必要な費用は変動します。
JDLA認定プログラミング受講料 | 約7~80万円 |
E資格の受験料 | 一般:33,000円(税込)
学生:22,000円(税込) 会員:27,500円(税込) |
E資格試験に向けた参考書代 | 約1~3万円 |
E資格模擬試験の受験料 | 約1~3万円 |
合計 | 約10~90万円 |
E資格を合格するまでの費用を安く抑えるコツ
E資格を合格するまでの費用を少しでも安く抑えたい場合は、以下のコツを押さえておきましょう。
- 最安値のJDLA認定プログラミングを選ぶ
- 模擬試験が含まれたJDLA認定プログラミングを選ぶ
- E資格の受験勉強用の無料コンテンツを視聴する
- 教育訓練給付制度を活用する
ここでは、E資格を合格するまでの費用を安く押さえるコツについて詳しく解説します。
最安値のJDLA認定プログラムを選ぶ
JDLA認定プログラムは数多くあり、幅広い価格帯の講座が用意されています。
そのため、E資格を合格するまでの費用を安く抑えたい方は、最安値のJDLA認定プログラムを選びましょう。
JDLA認定プログラムには「会場受講」・「セミナー受講」・「eラーニング」があります。eラーニングを選べば費用を安く抑えられます。
JDLA認定プログラムは安さだけでなく、顧問の先生の実績やサポート体制などを見て費用対効果が得られるかも考えましょう。
模擬試験が含まれたJDLA認定プログラミングを選ぶ
E資格の勉強に必要な参考書や模擬試験の代金を安く抑えたい場合は、全てが含まれたJDLA認定プログラムを選ぶようにしましょう。
業界最安値のJDLA認定プログラムの中には教材が必要最低限しか含まれておらず、E資格試験向けの参考書や模試試験代が別途必要になる講座もあります。
その結果、業界最安値のJDLA認定プログラムを選んだけれど「E資格を合格するまでの費用は高く付いてしまった…」となってしまいます。
このようなトラブルを防止するためにも、E資格に必要な参考書や模擬試験が含まれたJDLA認定プログラミングを選びましょう。
E資格の受験勉強用の無料コンテンツを視聴する
E資格試験の勉強に必要な参考書代金を安く抑えたい場合は、受験勉強用の無料コンテンツを視聴しましょう。
JDLA認定プログラムの提供事業者が、E資格の取得を目指す方向けに学習コンテンツを無料で公開しています。さまざまな分野の無料コンテンツを視聴すれば、E資格試験の対策ができます。
教育訓練給付制度を活用する
経済産業大臣の「第四次産業革命スキル習得講座認定制度」に認定されたJDLA認定プログラムであれば教育訓練給付金が適用できます。
教育訓練給付金の支給対象者は、雇用保険の被保険者の期間が3年以上ある方です。専門実践教育給付金の場合は、目標として設定した資格を取得後に教育経費の70%(年間上限56万円)が支給されます。
とても魅力的な給付制度ですが、給付金の支給は試験合格後となり、JDLA認定プログラム料金を前払いしなければいけません。つまり、E資格に合格しなければ教育訓練給付制度は活用できません。
このような点を踏まえた上で教育訓練給付制度を活用してください。
格安でおすすめのJDLA認定プログラム3選
格安のJDLA認定プログラミングを選べばE資格に合格するまでの費用が抑えられると説明しましたが、どの講座を選べば良いのでしょうか?
そのような悩みを抱えた方向けに、格安でおすすめのJDLA認定プログラムを3つに厳選してご紹介します。
運営会社 | 講座名 | 税込費用 |
AI研究所 | E資格対策ディープラーニング短期集中講座 | 対面学習:206,800円→138,000円(税込)
ウェビナー:206,800円→138,000円(税込) eラーニング:184,800円→76,780円(税込) ※キャンペーン価格 |
アイデミー | Premium Plan E資格対策コース | eラーニング:327,800円→98,340(税込) |
Study-AI | ラビットチャレンジ | 入会金22,000円(税込)
月額3,300円(税込) |
AI研究所:E資格対策ディープラーニング短期集中講座
出典元:『AI研究所』
E資格対策ディープラーニング短期集中講座は修了率99.2%、E資格の合格率83.3%以上の短期集中講座です。
「対面学習」「ウェビナー」「eラーニング」の3つの受講形式が選べます。
キャンペーン割引期間中であれば最安値のeラーニングは、「講座」「テキスト」「E資格フォローアップ講習」が全て含まれて76,780円(税込)で学べます。
業界最安値の料金体系を実現していますが、慶応義塾大学理工学部の栗原教授が講座を監修しているためサービス品質も高いです。
最短4日でJDLA認定プログラムの受講を修了できるため、E資格の受験日に間に合わせたいという方にもおすすめです。
AI初学者で講座についていけないと挫折した方は返金保証制度を利用できます。安心して受講できる講座のため、E資格を合格するまでの費用を安く抑えたい方におすすめです。
講座名 | E資格対策ディープラーニング短期集中講座 |
運営会社 | AI研究所 |
料金体系 |
※上記はキャンペーン価格となります。 |
サポート・保証 | メールサポート
返金保証制度 |
Aidemy:Premium Plan E資格対策コース
出典元:『Aidemy』
Premium Plan E資格対策コースは、オンラインAI学習サービスユーザー数No.1サービス「Aidemy」で提供されているJDLA認定プログラムです。働きながらオンライン上で学習できます。
料金は327,800円(税込)と高いですが、教育訓練給付金の対象講座で98,340円(税込)で受講できます。
大きな特徴は、書いたコードをプロのチュータがレビューしてくれることです。また、1回25分間で何でも聞けるオンラインカウセリングが用意されています。
業界唯一の合格保証制度付きで、一定の条件を満たせば2回目のE資格試験まで継続してサポートしてくれます。
また、オンライン講座を受講後8日以内に申し出れば全額返金してくれるため、E資格を受験しようか試しにJDLA認定プログラムを受講してみたい方におすすめです。
講座名 | Premium Plan E資格対策コース |
運営会社 | Aidemy |
料金体系 | eラーニング:327,800円→98,340(税込) |
サポート・保証 | 合格保証制度
返金保証制度 |
Study-AI:ラビットチャレンジ
出典元:『Study-AI』
ラビットチャレンジは、入会金22,000円、月額3,300円と業界最安値のJDLA認定プログラムです。E資格を受験するための資格認定に必要最低限のコンテンツのみが提供されています。
4つのステージが分かれており、「ビデオ学習」「テスト」「レポート」をクリアして次のステージに進めるようになります。また、修了認定テストは正答率95%以上を取得しなければいけません。
業界最安値のJDLA認定プログラムですが、「応用数学」「機械学習」「深層学習」「開発・運用環境」など普段の業務で学んでおり、E資格を取得したい方におすすめのプログラムとなっています。
講座名 | ラビットチャレンジ |
運営会社 | Study-AI |
料金体系 | 入会金22,000円(税込)
月額3,300円(税込) |
サポート・保証 | – |
E資格試験向け無料の学習コンテンツ
E資格試験の勉強ができる学習コンテンツは一部無料で公開されています。
ここでは、E資格試験を認定している一般社団法人日本ディープラーニング協会が紹介している無料の学習コンテンツをご紹介します。
E資格の試験問題の分野別に学習コンテンツを並べているため、ぜひ参考にしてみてください。
応用数学
E資格の出題範囲となる応用数学では、ディープラーニングに必要な、
- 確率・統計
- 線形代数や情報理論
が出題範囲となります。
■無料の学習コンテンツ |
機械学習
E資格の出題範囲となる機械学習は、
- 教師あり学習アルゴリズム
- 教師なし学習アルゴリズム
に大きく分類されます。
教師あり学習アルゴリズムでは「教師」に見立てた原因と結果データから規則を理解したり、新たなデータをもとに予測したりする「分類」「回帰」の手法を理解しなければいけません。
その一方で、教師なし学習アルゴリズムでは、データから規則性がないか学習と同時に分類していき異常を見つける手法を理解する必要があります。
■無料の学習コンテンツ |
深層学習
E資格の出題範囲となる深層学習は幅広い領域を理解しておかなければいけません。
出題範囲は、
- 順伝播型ネットワーク
- 深層モデルのための正則化
- 深層モデルのための最適化
- 畳み込みネットワーク
- 回帰結合型ニューラルネットワーク
- 再帰的ネットワーク
- 生成モデル
- 強化学習
- 深層学習の適応方法
と幅広いです。
■無料の学習コンテンツ |
開発・運用環境
E資格の範囲である開発・運用環境では、ミドルウェアに関して軽量化や高速化する技術などが出題されます。
- 深層学習ライブラリ
- 軽量化技術
- 分散処理
- アクセラレータ
などを覚えておきましょう。
■無料の学習コンテンツ |
E資格は転職・スキルアップに役立つの?
E資格はAIやディープラーニングに関する技術を客観的に照明できるため、有利に転職活動が進められます。
未経験からAIエンジニアに転職する場合は、誰でも簡単に転職できるわけではありません。しかし、E資格で客観的に知識を証明できれば、初心者でも採用する企業は存在します。
その一方で、経験者として転職する場合はハイレベルな環境や会社への転職を目指すことが可能です。フリーランスエンジニアで活躍している方は、よりお客様に信頼されることでしょう。
このように、E資格に合格すれば転職・スキルアップに役立てられます。
まとめ
E資格を受験するためには、JDLA認定プログラムを受講して修了しなければいけません。
無料のJDLA認定プログラムは用意されていませんが、以下のように講座の選ぶ方次第で費用は安く抑えられます。
- 最安値のJDLA認定プログラミングを選ぶ
- 模試試験が含まれたJDLA認定プログラミングを選ぶ
- E資格の受験勉強用の無料コンテンツを視聴する
- 教育訓練給付制度を活用する
この記事では、おすすめのJDLA認定プログラミングやE資格の受験勉強用の無料コンテンツをご紹介しました。
ぜひ、この記事を参考にしながら、E検定の合格を目指してみてください。