【2026】AI Studio(Google)最新完全ガイド!思い通りに操るプロンプトの作り方と4つのコツ

【2026】AI Studio(Google)最新完全ガイド!思い通りに操るプロンプトの作り方と4つのコツ

テキスト生成やチャットボット構築まで、ノーコード開発できる「AI Studio(Google)」

とても便利な生成AIサービスですが、いまいち使いこなせない方は、プロンプト設計や基本的な使い方を見直してみるとよいかもしれません。

ここでは、わかりやすくAI Studioを使いこなすための、基本的な使い方とプロンプト設計の4つのコツをお伝えします。この記事できっとあなたもAI Studioを思い通りに操れるはずです!

目次

AI Studio(Google)とは?

GoogleのAI Studioは、「Gemini」のモデルを無料で実験的に活用できるサービスのことです。Gemini同様にテキスト自動生成が使えるためAIとのやりとりを楽しんだり、やり取り内容をGoogleドライブへ保存したりすることが可能です。

主にどんなプロンプト(命令文)に対してどんな回答を行うのかを確認したり、応答の出力や回答内容に制御をかけたり、API実装の際に用いるキーを発行できたりなど開発者向けの機能が充実しています。

登録の容易さ、そしてユーザーフレンドリーなインターフェースによって開発の経験がないユーザーでも簡単に利用可能となっていることから、初心者から上級者までさまざまな方からの注目を集めています。

AI Studioのような生成AIを、リスクなしに安全に活用しきるには、正しい知識とプロンプトエンジニアリングスキルが必須です。正しい知識でビジネスにGoogle AI Studioを利活用するなら、以下の生成AIセミナーで必要な知識とノウハウの短期習得をおすすめします。

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AI Studio(Google)は無料で使える

便利な生成AIはサブスクリプションタイプが多い中、Google AI Studioは完全無料で利用できます。ただし無制限ではなく、Google AI Studioで利用できるGemini・Gemmaの利用制限枠内で利用可能です。利用制限枠は以下の表をご覧ください。

利用モデル 1分間制限(RPM) 1日制限(RPD)
Gemini 2.5FlashPreview 10 500
2.5ProExperimental 5 25
2.0Flash 15 1500
2.0Flash-Lite 30 1500
1.5Flash 15 500
1.5Flash-8B 15 500
Gemma 3 30 14,400
3n 30 14,400

様々な要求にチャット形式で応える|Gemini

Geminiは言わずと知れたGoogleが提供する生成AIモデルです。ChatGPTのようにチャット形式で、利用者の様々な要求に応える「AIアシスタント」としてリリースされたものです。

Geminiでは以下の生成AIモデルも活用できます。

  • Imagen:画像生成AIモデル
  • Veo:ビデオ生成AIモデル

軽量で誰でも使えるオープンソースAIモデル|Gemma(ジェマ)

GemmaはGeminiモデルを基に、AI開発コミュニティの発展を目的として、誰でもどんなハード・デバイスからでも利用できる、軽量さが強みのオープンソースAIモデルです。

ChatGPTに対抗して開発されたGeminiよりも、大幅に軽量化されていますが、文章生成に強いのも特徴です。

画像認識に特化(現在は使えない)|Gemini Pro Vision

Gemini Pro Visionは主に画像認識分野に特化しているのが特徴で、画像読み込み・認識と画像解説といった機能を利用できるものですが、現状Google AI Studioでは選択できないモデルです(※2025年6月時点)。

なお画像生成AIの代表的なサービスとして「Stable Diffusion」がありますが、おなじ運営会社からStable Diffusionを模したAIモデル「Waifu Diffusion」がリリースされています。
画像生成に興味のある方にとって有益な内容なので、ぜひとご一読ください。

【2025】Stable Diffusionモデル「Waifu Diffusion」とは?ダウンロード手順や使い方を紹介

Vartex AIとの違いは?

Vartex AIはGoogle Cloudが運営する開発サービスのことで、Google AI Studioとの違いは主に「動画データの取り扱いができるか否か」です。

Vartex AIは動画データの取り扱いが可能ですが、Google AI Studioはそれができません。
ですがGoogle AI Studioは「APIキーの発行」や「回答出力の微調整」が可能な一方、Vartex AIはそれが不可能です。

どちらもメリットや良し悪しは異なるので、自身の実現したいことに合わせて選ぶのがいいでしょう。

なお上記のGoogle AI StudioやVartex AIの競合として「ChatGPT」があります。
その言語モデルとして「GPT-3 API」というバージョンがリリースされており、以下の記事で詳しく紹介していますので、比較対象として参考にしてみてはいかがでしょうか。

【2025】GPT-3 APIの使い方は?特徴や利用料金、デメリットもご紹介!

 

AI Studio(Google)でできる16のこと・推奨モデル

Google AI Studioでは、様々な入力をもとに、希望する出力形式で結果を返してくれる優秀なアシスタントです。何ができるか、またどのモデルを選択すればよいかのヒントを以下にまとめましたのでご覧ください。

利用推奨モデル できること
Gemini 2.5 ①複雑で高度なプログラムコードの生成
②音声データからの文字起こし(議事録作成)
③容量の大きなファイルの要約
④動画の翻訳
⑤多段階の推論を含む文章生成
⑥工学的な計算
⑦複雑な思考が必要な推論
⑧アイディアから新しいビジネスモデルの提案
⑨新規ビジネススタートアップ前の計画たたき台作成
Gemini 2.0 ⑩様々な入力形式から素早い出力が欲しい
⑪スピーディーに大量データの要約・分析をしたい
⑫長文のリアルタイム翻訳
Gemini 1.5 ⑬コストを抑えて業務効率化したい
⑭画像から大まかな情報分析してほしい
Gemma ⑮高精度な翻訳をスピーディーに実現する機能を搭載したい
⑯軽量で適格なチャットボットを実装したい
⑰動作の軽い適格な推論を提供できる機能を実装したい

上記のようにGoogle AI Studioは、私たちの業務効率向上につながることだけでなく、新たなビジネス創出、プログラムソースコードの作成など様々なことができます。どのように活用するかで、日常業務の進め方や生産性を大きく変化させることができる存在といえるでしょう。

高度で複雑な処理をスピーディーに行うなら「Gemini 2.5」を、複雑とはいわないがスピーディーに大量の業務を任せたいなら「Gemini 2.0」、特定の機能を実装したいなら「Gemma」、といったように上記を参考にモデルを使い分けてみてください。

AI Studio(Google)の始め方

Google AI Studioの始め方

ここからはGoogle AI Studioの始め方を、以下の手順に沿ってご紹介します。

  1. Googleアカウントを開設
  2. Google AI Studio公式サイトにアクセス
  3. Learn more about Gemini APIをクリック
  4. Google AI StudioでAPIキーを取得
  5. 利用規約を読み承諾のチェックを入れる

AI Studioを使いこなす!生成AIセミナーの詳細はこちら

手順①Googleアカウントを開設

まずは最初のステップとして、Googleアカウントを作りましょう。
アカウント登録後、ログインを済ませて手順②に進みます。

手順②Google AI Studio公式サイトにアクセス

アカウント登録ならびにログインが完了したら、Google AI Studioの公式サイトにアクセスします。

手順③Learn more about Gemini APIをクリック

手順③Learn more about Gemini APIをクリック

公式サイトの画面中央にある「Learn more about Gemini API」という青紫色のボタンをクリックします。

手順④Google AI StudioでAPIキーを取得する

「Learn more about Gemini API」をクリックしたあとは、Google AI Studioの表示が日本語に変わり、以下のような画面が表示されます。

手順④Google AI StudioでAPIキーを取得する

この画面が出たら、青紫色のボタン「Google AI StudioでAPIキーを取得する」をクリックします。

手順⑤利用規約を読み承諾のチェックを入れる

手順④のあと利用規約が出てくるので承諾のチェックを入れます。
その後以下のホーム画面に遷移すれば登録は完了です。

手順⑤利用規約を読み承諾のチェックを入れる

あとは特に別途ソフトウェアのインストールなども不要で、自由にGoogle AI Studioを利用できます。

AI Studio(Google)の機能・使い方

Google AI Studioには、さまざまな機能や使い方があります。
ここでは、以下のとおりご紹介します。

  1. 日本語で任意のプロンプトを入力
  2. 「Save」でプロジェクトをGoogleドライブへ保存
  3. 「Temperature」で回答の出力値を調整
  4. 「Safety settings」で回答に規制をかける

機能・使い方①日本語で任意のプロンプトを入力する

日本語で任意のプロンプトを入力することで、Geminiのような精度の高い回答が返ってきます。
画面下部の検索バーのような部分が、プロンプトの入力画面です。

日本語で任意のプロンプトを入力する

たとえばこの入力バーに「名前を教えて下さい」と入力すると、以下のように「私は、Googleによってトレーニングされた、大規模言語モデルです。」という回答が返ってきます。

「私は、Googleによってトレーニングされた、大規模言語モデルです。」

期待する結果を確実に効率よく引き出すなら、プロンプトエンジニアリングスキルを磨きましょう。

生成AIの利活用可否はプロンプト次第です。また生成AIは使い方を誤ると、企業の存続も危ぶむリスクもはらんでいます。安全に確実な成果を出すなら、以下のようなセミナー受講で、生成AI活用のリテラシーを身につけましょう。

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機能・使い方②「Save」でプロジェクトをGoogleドライブへ保存する

Google AI Studioでは、やり取りがひとつのプロジェクトという形で保管されます。
このプロジェクトは、Googleドライブに保存することが可能です。

画面右上の「Save」をクリックすると保存先の選択画面が出てくるので、任意の箇所を選ぶだけです。

「Save」でプロジェクトをGoogleドライブへ保存する

機能・使い方③「Temperature」で回答の出力値を調整する

画面右側「Temperature」を弄ることで、回答の出力値を細かく調整できます。

以下のスライダーを上げることでオリジナリティに富んだ独創性のある回答を、絞ると定型的な回答が生成されるようになります。

「Temperature」で回答の出力値を調整する

機能・使い方④「Safety settings」で回答に規制をかける

Google AI Studioには「Safety settings」という機能があり、特定の情報に規制をかけたり出力量の調整を行うことが可能です。

画面左側「Edit Safety settings」をクリックします。

「Safety settings」で回答に規制をかける

「Safety settings」で調整できる内容は、以下のとおりです。

名称 ジャンル 制限できる内容
Harassment ハラスメント 不快・苦痛・不利益な内容を含む情報の表示量
Hate Speech 人種・性別・宗教 人種差別やジェンダー、宗教的に関する攻撃や侮辱を含む情報
Sexually Explicit 性的表現 露骨な性的表現およびアダルトコンテンツ
Dangerous Content 危険な表現 スパムやテロリズムを含む脅迫・暴力に関するコンテンツ

このように、主に「誰かの気分を害すようなもの」「トラウマになりうるようなコンテンツ」には制限をかけられます。

制御は単なるオンオフではなくスライダーを使って数値化しながら行えるため、節度をもって適切に使うことでより魅力的な内容を生成できるようになるでしょう。

AI Studioの応答精度をUPさせる4つのコツ|プロンプト例あり

Google AI Studioだけでなく、生成AIで思い通りの結果を引き出すには、以下4つのコツが重要です。

  1. 複数回の会話のキャッチボールで調整して期待値を引き出す
  2. なりきってほしい人物像を指定する
  3. 指示は「具体的」に「わかりやすい表現」にする
  4. 長文でなく短文を複数組み合わせたプロンプトにする

それぞれのコツを詳しく見ていきましょう。

1.複数回の会話のキャッチボールで調整して期待値を引き出す

生成AIに複雑な処理を指示する場合、一度で完璧な答えが得られることはそうそうありません。

プロンプトを練り上げ完成させられれば、同様のスタイルで一度で完璧な結果が得られるようになりますから、まずは「どうやったら期待値をサクッと出してもらえるのか」を調整しながら、プロンプトの完成形を目指しましょう。

2.なりきってほしい人物像を指定する

プロンプト作成時には、「どのような人物ならこの処理を完璧にこなしてくれるか」を考え、その人物像になりきってAIに回答してもらうのがおすすめです。

例えば、「売り上げデータから、アプローチを強化すべきターゲットを絞り込みたい」のでれば、「CRMやLTV視点に強いデータマーケター・データアナリストや、データドリブンなマーケティング戦略に長けたCRM」のように指示します。具体的になりきってほしい人物像を指示すると、的確な回答が得られやすいです。

どういう人物を設定したらよいか悩んだら、AIに「(具体的なやってほしい業務)をあなたにお願いするとしたら、どのような人物になりきってとお願いしたらよいか教えてください。」と質問するのもおすすめです。

3.指示は「具体的」に「わかりやすい表現」にする

Google AI Studioのような生成AIは、具体的な分かりやすい指示でないと、完璧に理解した結果は得づらいです。長文で指示を出したり、指示内容が不明瞭な指示になったりしてしまうと、完全な理解が得られないことが多いことを認識しておきましょう。的確な指示が出せるプロンプトに仕上げるコツと作成例を次にまとめましたので、ご覧ください。

Google AI Studioで理解されやすいプロンプト例

生成AIに理解されやすいプロンプトは、以下の例を参考に組み立てていただくのがおすすめです。(以下の()内は、プロンプト分の概要を明示したものです。プロンプトには含める必要はありません)

【プロンプト作成例】

CRMやLTV視点に強いデータマーケターになりきって回答してください。(人物像設定)

購買促進すべきターゲットを絞り込み、リストアップして教えてください。(してほしいこと)

参考データは、添付の営業リストと売り上げデータです。(処理する際の大枠のルールを提示)

CVに繋がっている顧客属性・企業の特徴を分析してください。(処理手順詳細)

分析結果を鑑みて、CVに繋がっていないが見込みのある顧客をリストアップしてほしいです。(処理手順詳細)

上記のプロンプトのポイントは、「短く、わかりやすい指示」の組み合わせで指示していることがまず1つ。

次に、何をどうしてほしいのか、ルールを示し、どう処理してほしいのかを端的に指示しています。

また、指示の出し方が「AIにやってほしいこと」を伝えている点もポイントです。生成AIはネガティブな要求への理解度が低い傾向が強いです。「やってほしくないこと」を指示するより、「やってほしいこと」を伝えるようにしましょう。

上記のようなプロンプトエンジニアリングスキルは、今後必須のビジネススキルになっていくでしょう。自力では自信がない。早くポイントを押さえて活用しきれるようになりたい!なら、以下のようなセミナーで、短期集中で生成AI活用スキルを習得するのもおすすめです。

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4.長文でなく短文を複数組み合わせたプロンプトにする

長文のプロンプトでは、生成AIが肝心な部分の判断を誤りやすくし、正しい指示の理解を促せないため、短文を組み合わせたプロンプトにするのが重要です。上の例を参考に、短い文章で分かりやすい指示になるよう、組み立てるとよいでしょう。

AI Studio(Google)に関連するよくある質問

ここでは、GoogleのAI Studioに関連するよくある質問に返答していきます。

Generative AI Studioとは何ですか?

「Generative AI Studio」とは、前述で紹介したGoogle Cloud運営のサービス「Vartex AI」に含まれるサービスのひとつです。
テキスト生成はもちろん文章の読み上げ機能や音声データの取り扱いに対応しているのが特徴です。

Gemini AI Studioとは何ですか?

Google AI Studioは「Gemini」の言語モデルを自在に操作できるサービスのことで、回答のニュアンスの調整や出力量の増減などを実験的に弄ることが可能です。
確かにGeminiをもとにしたサービスではあるものの、厳密には「Gemini AI Studio」という名称ではありません

Azure AI Studioでできることは?

Azure AI Studioとは「Microsoft版のGoogle AI Studio」といった位置づけのサービスで、主に「AIの構築」や「モデルの一元管理」を行えます。
Google AI Studioのように回答精度の検証、比較やテストが行えるほか、モデルのビルドなどを行うことも可能です。

AI Studioを使いこなしたい方におすすめの学び方

Google Ai Studioなどの生成AIを学ぶなら

Google AI Stuioのような生成AIを、利活用できるAI人材のニーズは高まる一方です。これからは生成AIを使いこなせるスキルはビジネスシーンで「当たり前のスキル」となることも予測されています。

「生成AIを使ったけど、思い通りの結果が出なくて面倒くさい」

「とりあえずやってほしいことを指示してみたけど、全然希望通りの結果が得られない!」

このような方はまだまだ生成AIを利活用できているとは言えません。

 

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AI Studio(Google)まとめ

Google AI Studioは「Gemini」のモデルを用いた、応答の出力の制御やAPIキー発行を行える無料の開発者向けプラットフォームです。
Gemini同様AIとの自然なテキストのやり取りを楽しめるほかAPIで他のサービスに実装したり、やり取りや生成の内容をGoogleドライブにセーブするといった機能が使えます。

AI開発者向けに実験的な活用ができるサービスのわりに、始めるまでがとても簡単なうえ操作性にもたいへん優れていることから、初心者から上級者まで多くの方に利用されています。
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