E資格認定プログラムとは?プログラム内容から受講メリットまで解説!

E資格認定プログラムとは?プログラム内容から受講メリットまで解説!

一般社団法人ディープラーニング協会が認定しているJDLA認定プログラムとは何なのでしょうか?講座を受講すると、どのような効果が見込めるのでしょうか?

今回は、JDLA認定プログラムについて解説します。この記事を読めば「受講内容」「受講メリット」「おすすめの講座」について理解できるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。

JDLA認定プログラム(E資格講座)とは

JDLA認定プログラム(E資格講座)とは

JDLA認定プログラムとは、一般社団法人ディープラーニング(JDLA)が実施するE資格の受験資格を得るための教育プログラムを指します。

JDLA認定プログラムを受講すれば、ディープラーニング技術の理論、最新動向、実装能力を身に付けられます。

JDLA協会と認定事業者の関係

JDLA協会と認定事業者の関係

出典元:『一般社団法人協会ディープラーニング協会

JDLA認定プログラムは、認定プログラム事業者が運営しています。

認定プログラム事業者の教育プログラムがE資格の試験問題の範囲(シラバス)を網羅しているかを審査して認定しています。

JDLA協会の審査に合格すればJDLA認定プログラムが提供できるようになるため、各事業者で「プログラム内容」「講師の質」「サポートの充実度」が異なることを覚えておきましょう。

JDLA認定プログラムの受講内容

各認定事業者でプログラム内容は変わりますが、主なカリキュラムは以下の通りです。

幅広い問題が出る統括テスト、課題に対して機械学習モデルを作成する実技テストに合格すると、JDLA認定プログラムの修了証がもらえます。

応用数学
  • 確率・統計
  • 情報理論
深層学習
  • 順伝播型ネットワーク
  • 深層モデルのための正則化
  • 深層モデルのための最適化
  • 畳み込みネットワーク
  • 回帰結合型ニューラルネットワークと再帰的ネットワーク
  • 生成モデル
  • 深層強化学習
  • グラフニューラルネットワーク
  • 深層学習の適用方法
  • 距離学習
  • メタ学習
  • 深層学習の説明性
機械学習
  • 機械学習の基礎
  • 実用的な方法論
  • 強化学習
開発・運用環境
  • ミドルウェア
  • エッジコンピューティング
  • 分散処理
  • アクセラレータ
  • 環境構築
試験
  • 修了試験、実技試験

JDLA認定プログラムの受講料金

各認定事業者で「プログラム内容」「講師の質」「サポートの充実度」が異なるため、受講料金はさまざまです。

10万円~50万円と受講料金に幅があるため、自分に見合った教育プログラムを選ぶようにしましょう。 

JDLA認定プログラム(E資格講座)を受講するメリット

JDLA認定プログラム(E資格講座)を受講するメリット

JDLA認定プログラムを受講すると、3つのメリットがあります。

E資格の受験資格が得られる

1つ目が、JDLA認定プログラムを修了するとE資格の受験資格が得られることです。

E資格を取得すれば、ディープラーニングの理論を理解し、適切な手法で実装できる能力を証明できます。世界初のAIエンジニアを認定する資格として注目を浴びています。

E資格の認知度は上がってきました。それに伴い、E資格の合格者は書類選考なしで、面接してもらえるなど、就職活動・転職活動でも有利になる場面が増えてきています。

AIエンジニアやデータサイエンティストに転職したい方には、おすすめの資格となっています。このE資格の受験資格が得られることが大きなメリットです。 

E資格について詳しく知りたい方は、下記の記事を参考にしてみてください。

関連記事:『E資格とは?JDLA協会が認定するAIエンジニア資格を徹底解説

新たなスキルにより社内で活躍できる

あらゆる企業がDX推進に取り組んでおり、DX推進部へ異動する方もいます。

JDLAプログラムを受講すれば、ディープラーニングの理論や実装能力を養えるため、ビジネスでAIを活用していけるようになります。

JDLA認定プログラムを受講した方の中には、DX推進の最前線に立って活躍している方が多いです。E資格の取得をしなくても、勉強していることを伝えれば、DX推進室に異動できることもあります。

このように職場や現場で活かせるスキルが身に付けられることもメリットです。

人的ネットワークが得られる

JDLA認定プログラムを受講すると、講師陣や受講生とネットワークが構築できます。

受講生はAIエンジニアやデータサイエンティスト、データアナリストを目指している方が多いため、お互いに励まし合いながら勉強できるでしょう。

また、JDLA認定プログラムを修了してE資格に合格できれば、CDLE Slackに招待してもらえます。CDLE SlackではAIの勉強会やイベントのお知らせが届きます。

おすすめのJDLA認定プログラム3選

JDLA認定プログラムを受講するメリットについて理解できたと思いますが、さまざまな講座があるため、どれを受講すべきか悩んでしまうかもしれません。

そのような方向けにおすすめのJDLA認定プログラムを3つご紹介します。

最短でE資格の合格を目指す「AI研究所 E資格対策講座」

E資格対策講座

AI研究所のE資格対策講座は、株式会社VOSTが提供しているJDLA認定プログラムです。

全4回(24時間)のE資格対策講座を受講して、修了試験に合格すればJDLA認定プログラム修了証がもらえます。他の講座と比較して短期間で修了を目指せることが大きな魅力となっています。

また、「会場受講」「ライブウェビナー」「eラーニング」の3通りが用意されており、お好みの受講形式を選ぶることも魅力です。

受講料金もリーズナブルに設定されているため、次のE資格の検定までにJDLA認定プログラムの修了証が欲しいなど急いでいる方におすすめの講座です。 

AI研究所のE資格対策講座について詳しく知りたい方は、下記のサイトをご覧ください。

>>AI研究所「実践的に学べるE資格対策講座」

基礎から学べる「Aidemy PREMIUM」

Aidemy PREMIUM

出典元:『Aidemy PREMIUM

Aidemy PREMIUMは、株式会社アイデミーが提供しているJDLA認定プログラムです。

36種類の講座を受講して修了試験に合格をすれば、JDLA認定プログラム修了証がもらえます。大きな特徴は合計100時間以上、36種類のコースが用意されていることです。

数学入門では、機械学習理論の基礎となる微分積分、線形代数を入念に学習できます。また、Pythonの入門から学習が始まるため、プログラミングに慣れていない方もスムーズに学習していけると評判です。

Aidemy PREMIUMは36種類の講座を受講することが、修了試験を受験できる条件となります。そのため、学習時間が確保できる方、基礎から丁寧に学びたい方におすすめの講座です。 

Aidemy PREMIUMについて詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。

関連記事:『E資格対策講座「Aidemy PREMIUM」の特徴とは?受講の向き・不向きを解説!

業界最安値のJDLA認定プログラム「ラビットチャレンジ」

JDLA認定プログラム(E資格講座)に関するよくある質問

出典元:『ラビットチャレンジ

ラビットチャレンジは、Study-AIが提供しているJDLA認定プログラムです。

各ステージの学習ビデオを視聴してテストやレポート提出を通過していくことで、JDLA認定プログラム修了証がもらえます。

ステージは「応用数学」「機械学習」「深層学習(前編)」「深層学習(後編)」と4つあります。各分野の基礎は学習できないため、AI関連のエンジニアや研究者など知見のある方であればクリアできるでしょう。

ラビットチャレンジは入会金が22,000円(税込)、月額料金3,300円(税込)と業界最安値の料金体系が魅力です。

そのため、ディープラーニングの知見を持っており受講料金を安く抑えたい方におすすめの講座です。 

JDLA認定プログラム(E資格講座)に関するよくある質問

JDLA認定プログラム(E資格講座)に関するよくある質問

最後にJDLA認定プログラムに関するよくある質問をご紹介します。

Q.初心者でも問題ありませんか?

ディープラーニング初心者の方でも問題ありません。

JDLA認定プログラムの受講生の8割~9割がプログラミング未経験者です。AIエンジニアやデータサイエンティストへキャリアチェンジを目指している方や資格取得をして社内評価を上げようと努力している方が受講しています。

ディープラーニング初学者でもJDLA認定プログラムを修了できるように、講師陣がサポートしてくれるためご安心ください。

Q.JDLA認定プログラムの修了条件を教えてもらえますか?

JDLA認定プログラムの修了条件は以下の通りです。

  • JDLA認定プログラムのカリキュラム進捗度が100%に達している
  • 添削課題を提出して再提出の必要がないとみなされていること
  • 実技テストで合格点を獲得すること
  • 修了テストで合格点を獲得すること 

各認定事業所でプログラム内容が異なるため、気をつけてください

Q.JDLA認定プログラムの比較方法を教えてもらえますか?

JDLA認定プログラムを比較する場合は、5つの基準を大切にしましょう。

  • 費用…ご自身の予算内の講座を選ぶ
  • 学習期間…ご自身の知識量に見合う学習期間を選ぶ
  • 学習形態…ご自身が希望する学習形式を選ぶ
  • 講師…知識が豊富で分かりやすく説明してくれる講師を選ぶ
  • サポート体制…メール、対面などサポート体制で選ぶ 

講師の質は講座を受講しなければわからないかもしれません。

その場合は、返金保証制度が用意されているJDLA認定プログラムを試してみましょう。返金保証制度があれば、受講開始8日以内にキャンセルを申し出れば、受講料金を返金してもらえます

まとめ

JDLA認定プログラムとは、一般社団法人ディープラーニングが実施するE資格の受験資格を得るための教育プログラムを指します。JDLA認定プログラムを受講すれば、ディープラーニング技術の理論、最新動向、実装能力を身に付けられます。

E資格の受験資格が得られるだけでなく、新たなスキルにより社内で活躍していけたりと、さまざまな効果が見込める講座です。そのため、ディープラーニングに興味がある方は、JDLA認定プログラムを受講してみてください。

AI研究所のJDLA認定プログラムであれば、対面形式、ウェビナー形式、オンライン学習形式と受講形式が選べます。この記事を読んで、興味を持った方は、ぜひ受講を検討してみてください。

>>AI研究所「実践的に学べるE資格対策講座」