G検定はオンライン受験が認められており、自宅で試験が受けられます。
そのため、G検定はテキストなどを活用してカンニングできるのではないか…と考える受験者もいます。
果たして、G検定はカンニングできるのでしょうか?
今回はG検定のカンニングについて解説します。
G検定の難易度は?
最初に、試験対策のためにG検定がどれぐらいの難易度かを把握しておきましょう。
G検定の受験者数と合格者数は以下のように推移しており、合格率は65%~70%です。
開催月 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
2023#1 | 7,150人 | 4,705人 | 65.80% |
2023#2 | 3,052人 | 2,075人 | 67.99% |
2023#3 | 4,518人 | 3,106人 | 68.75% |
2023#4 | 3,309人 | 2,390人 | 72.23% |
2023#5 | 5,330人 | 3,662人 | 68.71% |
2024#1 | 3,291人 | 2,398人 | 72.87% |
2024#2 | 5,527人 | 3,760人 | 68.03% |
エンジニア職・研究職以外の一般職の人や大学生も合格しているため、きちんと勉強すれば誰でもG検定に合格できます。難易度はやさしいと捉えて問題ないでしょう。
しかし、G検定の試験問題数は220問で試験時間120分で解答していかなければいけません。
1問あたり30秒以下で解答しなければいけないのです。
そのため、すぐに解答できるように知識をインプットしておく必要があります。
G検定の難易度について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。
G検定でカンニングは認められている?
G検定はオンライン受験があります。つまり自宅で受験できます。
そのため、G検定でわからない箇所をカンニングできるのではないかと思う方も多くいるようですが、カンニングはできるのでしょうか?
ここでは、G検定でカンニングが認められているかどうかを解説します。
JDLA協会はカンニングを認めていない
JDLA協会のG検定の受験規約には下記内容が記載されています。
「なりすまし、カンニング、試験中に援助を受けたりするなど不正行為があったと判断される場合、もしくはそのような行為が疑われる場合は結果を取り消される可能性があります」
JDLA協会はカンニングを認めていないため、G検定の公式テキストや問題集でシッカリと勉強して受験することをおすすめします。
G検定の学習方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。
監視カメラがないためカンニングはバレない
JDLA協会のG検定の受験規約には、カンニングなど不正行為があった場合は合格を取り消すと述べています。しかし、オンライン上で受験している姿をカメラで監視をされるわけではないため、不正行為をしているかどうかチェックすることはできません。
そのため、カンニングしていることはバレることはないでしょう。
G検定にはカンニングをする時間の余裕がない
G検定は220問を120分で解答していかなければいけません。
つまり、1問あたり30秒で解答しなければいけないことになります。
G検定は選択問題のため、内容を読んで解答するだけで時間切れになるでしょう。
つまり、わからない問題を調べる余裕はありません。
このようなことから、JDLA協会はカメラで監視しなくても大丈夫と考えているという説もあります。
G検定カンニングペーパーの作成方法
JDLA協会ではカンニングは認められていません。
また、1問あたり30秒で解答しなければいけないため、カンニングする余裕もないでしょう。
しかし、G検定カンニングペーパーを作成するとスキルアップに繋がります。
そのため、興味がある方はカンニングペーパーを作成してみましょう。
エクセルでカンペを作成する
エクセルを使用してG検定のカンペを作成しておくと並び替えができます。
また、Microsoft officeの検索機能を活用すれば、試験で躓いている箇所の内容を瞬時に調べられて便利です。そのため、G検定の出題内容で苦手分野とする箇所を表にしてまとめておきましょう。
ワードでカンペを作成する
ワードでカンペを作成する方法があります。
エクセルのように並べ替えはできませんが、G検定の試験範囲(シラバス)に沿ってカンペを作成しておけば、検索機能で欲しい情報が瞬時に取り出せるようになります。
カンペを自分で作成すると試験勉強にもなります。
チートシートをダウンロードする
自分でカンペを作成するのが大変だと思う方は、チートシートをダウンロードする方法もあります。
チートシートとは「早見表」「カンニングペーパー」という意味で、G検定の受験生がブログに自分が作成したものをアップしていきます。
これらのチートシートをダウンロードすれば、カンニングペーパーをどのように作成すればいいか参考になるため、興味がある方はダウンロードしてみてください。
試験間近になるとカンニングペーパーの準備も出来ない時もあります。
そんな時はG検定対策講座のeラーニングがおすすめです。
申込み後すぐに学習に取り組め、要点をしっかり押さえられるのでG検定合格への一番の近道かもしれません。
AI研究所のJDLA認定 G検定対策講座のeラーニングは、44,000円(税込)の通常価格がキャンペーン価格5,500円(税込)でリーズナブルです。理解度を確かめる小テストや、受講後に全100問の模擬試験も用意されています。
G検定のカンニングペーパーを作成するための教材
G検定のカンニングペーパーを作成したいとお考えの方は、以下の教材を使用して作成するようにしましょう。試験中にカンニングペーパーを使う余裕はないと思いますが、作成することでG検定の知識が身につくでしょう。
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト
出典元:翔泳社
G検定を主催するJDLA協会が監修している公式テキストで「白本」と呼ばれています。
AI初学者でも知識が身に付くように豊富にイラストが掲載されており、重要な用語は太字になっていたりします。
試験範囲に準拠した内容になっているため、公式テキストを参考にすると、試験に通用するカンペが作成できます。
こちらのテキストはシラバスの変更により「第1版」「第2版」が発売されています。
そのため、第2版の公式テキストを購入しましょう。
(※第3版が発売されたら、最新のテキストに切り替えてください。)
書籍名 | 深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト |
著者 | 浅川 伸一 、江間 有沙、工藤 郁子、巣籠 悠輔、瀬谷 啓介 、松井 孝之 、松尾 豊 |
出版社 | 翔泳社 |
ページ数 | 344ページ |
価格(税込) | 3,080円 |
最短突破 ディープラーニングG検定(ジェネラリスト) 問題集
出典元:Amazon
JDLA認定事業者のAVIELENが監修している問題集で「赤本」と呼ばれています。
G検定対策プログラムを提供しているAVIELENが監修しているため、試験本番と同レベルの問題が収録されていると評判です。
黒本と呼ばれる「徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集」がありますが、こちらは試験本番より難易度が易しい問題集となっています。
そのため、問題集からカンペを作成したい場合は、赤本を参考にしましょう。
書籍名 | 最短突破ディープラーニングG検定(ジェネラリスト)問題集 第2版 |
著者 | 株式会社AVILEN 高橋光太郎,落合達也,渡邉雅也,志村悟,長谷川慶 |
出版社 | 技術評論社 |
ページ数 | 412ページ |
価格(税込) | 2,728円 |
AI白書
出典元:Amazon
G検定はビジネスでAIを活用するための最新情報が問われます。
AIの政策や法律などの人事問題も出題範囲となっており、難しい分野となります。
AIの時事問題の対策をしたい場合は、最新情報が収録されているAI白書を活用しましょう。
AI白書は毎年発行されているため、最新の書籍を購入してください。
書籍名 | AI白書 2023 |
著者 | AI白書編集委員会 |
出版社 | KADOKAWA |
ページ数 | 416ページ |
価格(税込) | 5,500円 |
G検定のカンニングペーパーを作る暇がない時
G検定ではカンニングは推奨されていません。
1問30秒以内で解答していかなければいけないため、わからない箇所を調べることは難しいでしょう。
そのため、しっかり勉強しておくことが良い判断です。
もし、G検定対策をしたいとお考えの方は、AI研究所のG検定対策講座を受講してみてください。
特に試験直前はeラーニングがおすすめです。
ここではG検定対策講座の特徴をご紹介します。
最短1日でG検定対策ができる
JDLA認定G検定対策講座は1日で知識を習得できる講座となっています。
eラーニング(キャンペーン価格5,500円)なら試験前日でも受講可能です。
午前の部では、G検定合格に必要なAIの基礎知識を学び、機械学習アルリズムの仕組みや種類を理解して扱えるようになるまでをゴールとしています。
そして、午後の部ではG検定合格に必要なAIの応用知識を学び、最新の活用方法が理解できるようになるまでを目指す講座です。そのため、最短でG検定対策をしたい方におすすめの講座となっています。
受講スタイルが選択できる
JDLA認定G検定対策講座は、受講者のライフスタイルに合わせて
- 会場受講
- ウェビナー受講
- eラーニング
が選べるようになっています。
例えば、マイペースに独学するのが苦手なため、講師や仲間と一緒に勉強したい方には会場受講がおすすめです。
また、仕事が忙しくて会場に出向く時間を省きたい方向けにウェビナー受講をご用意しています。
マイペースに勉強したい方にはeラーニングがあります。
このように、受講スタイルが選択できることがメリットです。
専門スタッフに質問ができる
JDLA認定G検定対策講座は申し込みをすれば、試験当日まで専門スタッフに質問ができます。
公式テキストや問題集、講座などで勉強しても苦手分野が出てきてしまうことはあるでしょう。
このようなときに、専門スタッフに質問ができます。
わからないところを、知識が豊富な人に質問できるため、課題をクリアしていくことができます。
G検定のカンニングはできる? まとめ
G検定は1問30秒以内で解答しなければいけず、躓いてしまうと全問に解答することができなくなります。つまり、テキストなどでカンニングする時間はありません。
カンペを作成しても使用する機会がないでしょう。
しかし、カンニングペーパーを作成するとG検定の勉強になります。
そのため、G検定を勉強しながらカンペを作成してみてもよいでしょう。
この記事では、カンペの作成方法をご紹介しました。
ぜひ、この記事を読みながらG検定対策をしてみてください。