統計関連のおすすめ資格6選!試験概要から難易度、合格率まで解説

統計関連のおすすめ資格6選!試験概要から難易度、合格率まで解説

ビジネスのデータ活用が加速しており、統計学を理解しているデータサイエンティストの需要が高まっています。この記事を読んでいる方も「データサイエンティストで活躍したいけど、統計資格にはどのようなものがあるのだろうか…」と悩んでいるのではないでしょうか?

今回は、そのような悩みを抱えている方向けに統計関連の資格を6つご紹介します。
この記事を読めば、どの統計資格から取得すべきか判断できるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。

おすすめの統計資格一覧表

統計関連資格には現時点、国家資格はなく、以下6つの民間資格があります。資格の概要・難易度・合格率や合格までの勉強時間目安を見てみましょう。

資格名 特徴 難易度
合格率
勉強時間目安
データ解析士
  • 統計検定準1級レベル
  • 通信講座の受講が必須で実務力アピール高
難易度:高

合格率:50~60%

約120時間
統計検定
  • 4~3級は中学数学レベルまで
  • 統計力のレベルを測定したい方におすすめ
難易度:(2級)高め
合格率:約50%
70~100時間
データ分析実務スキル検定(CBAS)
  • Citizen級:エクセルなどでの集計・前処理・可視化・仮説検証ができるかを問われる
  • PM級:統計理論・IT知識・分析実務の統合スキルを評価される
難易度:非公開
合格率:非公開
  • Citizen級:30時間
  • PM級:100~150時間
ビジネス統計スペシャリスト
  • Excelを活用してデータ分析ができるようになる
  • 社内でExcelを使う機会が多い方におすすめ
【一般】
難易度:中
合格率60~70%
【上級】
難易度:高め
合格率30~40%
50~60時間
Python3エンジニア認定データ
分析試験
  • Python3を活用してデータ分析ができるようになる
  • データサイエンスエンジニアを目指している人向け
難易度:中
合格率:非公開(正答率7割が合格ライン)
30~40時間
統計調査士・専門統計調査士
  • 統計学の実践能力を証明できる
  • 統計士の実務能力を証明したい方におすすめ
【統計調査士】
難易度:中
合格率60%前後
【専門統計調査士】
難易度:高め
合格率25~33%
  • 統計調査士:30~40時間
  • 専門統計調査士:150~200時間

おすすめ統計資格が活かせる業務と職種

紹介した資格について掘り下げつつ、どのような業務に活かせるのか、また転職時などにアピール材料とできるのはどんな職種なのか見てみましょう。

統計士・データ解析士

統計士・データ解析士 (1)
出典元:『一般財団法人実務教育研究所』
  • 活かせる業務:医療統計・品質管理・研究開発補助(統計士)/統計+システム開発でのデータ分析(データ解析士)
  • アピールになる職種:製薬会社・臨床開発(統計士)/データサイエンティスト職・BIエンジニア・DX推進担当(データ解析士)

統計士・データ解析士は一般財団法人実務教育研究所が実施している試験です。
文部科学省が認定している通信教育講座「現代統計実務講座」を受けて、課題をクリアして講座を終了すれば、統計士・データ解析士の資格がもらえます。

講座の修了生の中から、特に優秀な成績の人には文部科学大臣賞の症状が手渡され、学習態度が良かった人には実務教育研究所賞と記念品が贈呈されます。このようなモチベーションに繋がる表彰精度もあり、数学が苦手な方も統計学を習得できる講座となっているため統計学に興味がある方におすすめです。

統計検定

統計検定 (1)
出典元:『統計検定』
  • 活かせる業務:分析設計・仮説検定・回帰分析などの基礎実務
  • アピールになる職種:データアナリスト・マーケティングリサーチャー・業務改善コンサル

※上記は2級想定

統計検定とは、一般社団法人日本統計学会が認定し、一般社団法人統計質保証推進協会が実施している統計に関する知識を評価する全国統一試験です。統計試験の中でも、検定種別が10区分あるため、どの程度の統計能力を保有しているのかを証明できます。

難易度は検定種別により異なり、データやグラフ、確率に関する基本知識が問われる4級の合格率は約70%。社会の課題を解決するために必要な統計専門力が問われる1級・準1級の合格率は約20%となっており、検定種別で難易度が異なります。統計検定1級の取得者には、資格手当1万円を支給する会社も多く見受けられます。

統計検定について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『統計検定とは?各級の試験概要や受験メリット、勉強方法まで解説

統計検定は何級から履歴書に書ける?

何級未満は履歴書に記載できないというルールはありません。ですが、アピール材料として推奨されるのは、2級以上です。後述する統計調査士は統計検定3級、専門統計調査士は統計検定2級の知識が求められます。

統計検定1級は”すごい”?

統計検定1級は、統計学関連資格の最難関で、データサイエンティスト・リサーチャー・アカデミア シンクタンク・研究職など、専門的な知識が求められる職種へのキャリアチェンジに有力なアピール材料となる資格です。

データに関する専門的な職種や、先のような職種を目指すなら、1級取得をぜひ目指してみましょう。

データ分析実務スキル検定

データ分析実務スキル検定 (2)
出典元:『データ分析実務スキル検定』
  • 活かせる業務:Excelでの可視化・簡易分析・現場での即戦力(Citizen級)/データ分析プロジェクトの推進、統計×IT統合(PM級)
  • アピールになる職種:営業企画・販売戦略・データ分析担当(Citizen級)/DX推進リーダー、ITコンサル、プロジェクトマネージャー(PM級)

データ分析実務スキル検定は、データサイエンス教育を行っている株式会社データミックスが主催する資格試験です。DXの流行に伴い、デジタル技術やデータ活用が始まり、デジタル格差が生まれてきました。

本試験はデジタル技術を扱う専門職と、デジタル技術を得意としていないビジネスパーソンの橋渡しとなるビジネストランスレーターのための資格です。

データサイエンスでビジネスの課題を洗い出し、「自社は何ができるのか?自社の課題はどこなのか?」など提案できる能力を証明できます。そのため、デジタル格差に疑問を持っており、ビジネストランスレーターの役割を担いたいとお考えの方におすすめです。

ビジネス統計スペシャリスト

ビジネス統計スペシャリスト
出典元:『ビジネス統計スペシャリスト』
  • 活かせる業務:Excelでの実務分析・売上分析・KPIモニタリング
  • アピールになる職種:経営企画・マーケティング・営業戦略部門担当

ビジネス統計スペシャリストは、株式会社オデッセイコミュニケーションズが開催している試験です。
ビジネス統計スペシャリストでは、Microsoft 社のソフトウェアExcelのスキルが問われることが大きな特徴です。エクセル分析ベーシックとエクセル分析スペシャリストの2つの試験科目が用意されています。

試験の大半は選択問題や穴埋め問題ですが、Excelの操作をともなう問題が出題されます。
そのため、Excelを活用している企業でスキルを役立てたいとお考えの方におすすめです。

Python3エンジニア認定データ分析試験

Python3エンジニア認定データ分析試験
出典元:『Python3エンジニア認定データ分析試験』
  • 活かせる業務:Pythonでのデータ前処理・可視化・分析自動化
  • アピールになる職種:データアナリスト、機械学習エンジニア、システムエンジニア

Python3エンジニア認定データ分析試験は、データエンジニアを輩出するために一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が開催している試験です。Pythonを活用してデータ処理やデータ分析を行い、経営に役立つ情報を提供することができます。統計学に関する問題ではなく、データエンジニアになるための心構えやPythonの活用方法が出題されます。

プログラミング言語Pythonが問われるため、難易度が高く見えるかもしれませんが、非エンジニアの方や学生の方も合格しており合格率は約80%。試験も通年受けられるため、データ分析にPythonを使えるようになりたい方におすすめの資格です。

Python3エンジニア認定データ分析試験について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『Pythonエンジニア認定データ分析試験とは?難易度や勉強方法を解説

統計調査士・専門統計調査士

統計調査士・専門統計調査士
出典元:『統計検定』
  • 活かせる業務:調査設計・アンケート調査・集計業務(統計調査士)/大規模調査設計・標本設計・統計調査責任者(専門統計調査士)
  • アピールになる職種:官公庁や自治体やシンクタンクの調査担当・マーケ調査会社(統計調査士)/官公庁統計部門・コンサル・マーケティングリサーチリーダー(専門統計調査士)

統計調査士・専門統計調査士は日本統計学会の認定試験です。
統計調査士では「調査の企画・運営」「調査の実施・指導」「調査データの利活用の手法」が証明できます。専門統計調査士は組織の統計調査を運営する能力を証明できます。

統計学を実践する能力が証明できるため、データサイエンティストで活躍したい方は基礎力の証明になります。

統計の資格を取得するメリット

統計の資格を取得するメリットは3つあります。

ビジネスに役立てられる

1つ目が、統計の資格の取得を目指して勉強し習得したスキルをビジネスに役立てられることです。

例えば、Python3エンジニア認定データ分析試験を取得すれば、Pythonを活用してデータ分析が行えるようになるでしょう。その一方で、ビジネス統計スペシャリストであれば、Excelを用いてデータ分析ができるようになります。新たなスキルを習得して、現場で活かせば高く評価されるでしょう。

資格手当が支給される

2つ目が、統計の資格を取得すれば資格手当が支給されることです。企業に応じて資格手当制度は異なりますが、統計検定1級の合格者には資格手当1万円を支給している会社も存在します。
資格手当1万円であれば、年間12万円の年収アップが見込めます。

資格手当制度の方針は各社で異なるため、年収アップのために統計の資格を取得しようとしている方は就業規則をチェックしてみてください。

就職・転職を有利に進められる

3つ目が就職・転職を有利に進められることです。資格を取得すれば、能力を客観的に証明できるようになるため、就職・転職を有利に進められます。求人票の中には「統計検定1級を保有している人は優遇」「pythonを活用できる人は優遇」と書かれているものも多いです。
このような求人に応募するとき、資格で能力を客観的に証明できれば採用されやすくなります。

統計資格取得におすすめの学びの場

ProSkill

統計資格をご紹介しましたが、統計スキルを磨きたい方は教育講座「GETT Proskill」をご利用ください。
ここでは、教育講座「GETT Proskill」の魅力を簡単にご紹介します。

お好みの受講スタイルが選べる

GETT Proskillは、受講者の好みに合わせて「会場受講」「オンライン受講」「eラーニング」が選べるように3つの受講スタイルをご用意しています。

近年はeラーニングの講座が増えていますが「モチベーションが持続しにくい」「仲間と一緒に勉強できずに寂しい」などの問題があります。受講者によって合う受講形式は異なるため、当社の教育講座は受講スタイルを選べるようにしました。

リーズナブルな料金体系で受講しやすい

GETT Proskillは、法人・個人問わずに多くのお客様が学習の場を持てるように、リーズナブルな料金体系を実現しました。例えば、AIの実装能力を証明できるE資格の試験勉強ができる講座「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」は、業界最安値の料金体系となっています。現場の第1線で活躍する人が講師となり、実務に役立つスキルが習得できる講座をお手頃な価格で提供しています。

教育講座の種類が豊富でスキルアップしやすい

GETT Proskill教育講座は種類が豊富で、継続的に学べるようになっています。
例えば、データサイエンティスト向けには、以下のような講座を開講しています。

また、データサイエンスエンジニア向けにAI関連の講座も開講しています。

GETT Proskillについて詳しく知りたい方は、下記サイトをご覧ください。

GETT Proskillの公式サイトはコチラ

統計資格でキャリアアップしよう

統計資格はここで紹介したように、「統計士・データ解析士」「統計検定」「データ分析実務スキル検定」「ビジネス統計スペシャリスト」「Python3エンジニア認定データ分析試験」「統計調査士・専門統計調査士」があります。

統計学のスキルをコツコツと磨きたい方は、当社が提供する講座・セミナー「GETT Proskill」をご利用してみてください。リーズナブルな料金でキャリアを磨いていきたい方におすすめ講座・セミナーとなっているため、興味がある方は詳細ページを見てください。

GETT Proskillの公式サイトはコチラ

記事内ではそれぞれの資格合格の難易度・勉強時間の目安や、活かせる業務や転職時などにアピールできる職種まで紹介しました。試験の内容は異なるため、自分のレベルや描きたいキャリアに合う資格の取得を目指していきましょう。ぜひ、この記事を参考にしながら統計資格を取得していきましょう。