【2026】おすすめのAI映画10選!泣ける感動作品やAIロボットの女の子も紹介

【2026】おすすめのAI映画10選!泣ける感動作品やAIロボットの女の子も紹介

わずか数年のうちに、時代を象徴する存在へと駆け上がった生成AI。そのような時代背景を受け、AIをテーマにした映画も数多く生まれ、スクリーン上で人間とAIの境界を鮮やかに描き出しています。

この記事では、数あるAI映画の中から特におすすめの10作品を厳選しました。心を揺さぶる感動作から、人気のAIロボットの女の子が登場する映画も取り上げます。

AIが私たちにもたらすものは何か。そして、私たちから奪うものは何か。AI映画の世界、最新技術を通して、その答えを探してみましょう。

AI映画とは

AI映画とは

AI映画とは、AI(人工知能)をテーマに描いた作品から、AI技術を使って制作された作品まで、AIに関わるすべての映画を指します。

AI映画では、AIが持つ可能性や危険性を描く一方、従来の制作手法では不可能だった映像表現を可能にし、エンターテイメントに革新をもたらしています。

  1. AI映画の歴史
  2. AIの進化とともに発展するAI映画

①AI映画の歴史

AI映画の歴史

AI(人工知能)映画の歴史は、1927年の『メトロポリス』、実にサイレント映画時代まで遡ります

その後、『2001年宇宙の旅』(1968年)で高度なAIの脅威が描かれ、『スター・ウォーズ』(1977年)では愛らしいAIキャラクターが登場。その後、生成AIのみで制作された短編映画『The Frost』(2023年)も登場しました。

AI映画では、ストーリー性のある映画が普遍的人気を誇り、近年話題のAIで亡き母を蘇らせた『本心』(2024年)では、AIが人々の心に温かさをもたらすのか、それとも途方もない空虚感をもたらすのか、という問いを投げかけています。

AIはパンドラの箱を開けたかのように、「可能性」と「危険性」を併せ持っています。私たちは今、AI映画を通じて、人間が最も必要なものは何か、と再考する機会を与えられているのかもしれません。

②AIの進化とともに発展するAI映画

AIの進化とともに発展するAI映画

AI映画は、AI技術の進化と密接に結びついています

例えば、2010年以降のディープラーニングは、AIがデータから学ぶ力を飛躍的に高め、GANや拡散モデルの発展により、画像や映像を人間の手で作ったかのように生成できるようになりました。

さらに、生成AIやDeepFake(ディープフェイク)の登場で、AI映画の表現はますます豊かになり、今後も大きな進化が期待されます。

こうした技術の基盤を学ぶことで、AI映画への理解が一層深まります。

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AI映画は2種類に区分される

AI映画は2種類

AI映画の形は大きく二つに分けられます。ここでは、それぞれの違いを解説しましょう。

  1. AIそのものをテーマにした映画
  2. AI技術を使って制作された映画

①AIそのものをテーマにした映画

ひとつは、AIそのものをテーマにした映画です。

これらの映画は、AIが人間社会と共存する中で、人間が何を求め、どこに幸せを見出すのかを問いかけています。AIを通して描かれるのは、AIとは対極にある人間らしい感情です。

人間とAIの境界線が曖昧になっていく様を描きながら、「人間らしさとは何か」「本当に必要なものは何か」といった問いを私たちに投げかけるのが、AIをテーマにした作品の魅力といえるでしょう。

②AI技術を使って制作された映画

もうひとつは、AI技術を使って制作された映画です。

これらは、AIを制作ツールとして活用し、ディープフェイク技術による俳優の若返りや、CGを駆使した斬新な映像表現など、これまでの映画制作の概念を大きく覆しました。

『アイリッシュマン』のように、若き日から晩年までを一人のキャストが演じられるのも、AIの力があってこそ可能になった表現です。

AIについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご参照ください。AIの仕組みや利用するメリットなど、多彩な視点で掘り下げてお伝えしています。

【2025】AI(人工知能)って何?仕組みやメリット、代表的サービスをわかりやすく解説

おすすめのAI映画10選!

さっそく、AIをテーマにしたおすすめの映画を10作品ご紹介しましょう。ここでは、AIをテーマに人間との関係性を描いた作品、AIの技術的側面に焦点を当てた作品の2つのカテゴリーに分けてお伝えします。

  1. AIがテーマの映画
  2. AIを使った映画

①AIがテーマの映画

まずは、AIをテーマにした作品を7つ見ていきましょう。

作品名 公開日(日本) 主な内容
A.I. 2001年6月30日 愛することをプログラムされたロボット少年の成長と愛の探求
アイ,ロボット 2004年9月18日 ロボット三原則を巡る人間とAIの対立を描くアクションスリラー
her/世界でひとつの彼女 2014年6月28日 人工知能OSとの恋愛を通じて現代の愛と孤独を描く
エクス・マキナ 2016年6月11日 美しい女性型AIと人間の心理戦を通じて知性と感情の本質を探る
AI崩壊 2020年1月31日 暴走した医療AIによる人間選別と殺戮を描く近未来サスペンス
M3GAN/ミーガン 2023年6月9日 子どもを守るAI人形の行き過ぎた愛情が招く惨劇
本心 2024年11月8日 VF技術で再現された母親との対話を通じて人間の本心を探求

A.I.

スティーヴン・スピルバーグが映画化し、AI映画の金字塔と称される『A.I.』

感情を持つように設計されたロボット少年デイビッドが、人間になることを夢見て旅に出るストーリーで、母に愛されたい一心で歩み続ける姿は切なく、最後まで観る者を揺さぶります。

人類の未来まで描き切る壮大なスケールと美しい映像表現に圧倒されつつ、愛とは何か、人間であることとは何かを真剣に考えさせられる映画です。

アイ,ロボット

ウィル・スミス主演のアクションスリラー『アイ,ロボット』。2035年のシカゴ、ロボットが人間社会に溶け込んだ未来で、刑事デルがAIの進化に直面するAIの代表的映画です。

ロボット三原則という絶対的なルールが崩れていく瞬間の緊張感は、近年急成長し続けるAIの現状を見るかのよう。派手なアクション、テンポの良さと同時に、背後に潜む倫理的な問いに思わず考え込んでしまう作品です。

her/世界でひとつの彼女

ホアキン・フェニックス演じる孤独なセオドア、声だけの存在・AI「サマンサ」の恋物語『her/世界でひとつの彼女』。奇妙なのに不思議と納得できてしまう恋のかたちは、現代社会の孤独と愛の本質に鋭く迫っています。

サマンサの声は神秘的かつ魅力的で、近未来を描いているはずなのに、まるで現代の恋愛を映しているよう。観終えたあとに残る温かさと切なさは、AIと人間の境界線の曖昧さを再考させられます。

エクス・マキナ

静かな山荘で繰り広げられる密室劇『エクス・マキナ』。若きプログラマーと美しい女性型AI・エヴァの対話は、実験を超えて心理戦へと発展し、観ている自分まで試されているような緊張感を与えます。

誰が本当に人間らしいのか、どちらがより狡猾なのか…観るほどにその答えは闇に包まれていきます。映像の美しさと冷ややかな空気感も印象的で、見終わった後しばらく思考を支配される傑作映画です。

AI崩壊

舞台は2030年の日本。医療AI「のぞみ」が暴走し、全国民を選別して殺戮を始める衝撃的な展開が印象的な『AI崩壊』。大沢たかお演じる開発者が、冤罪で追われながら真相に迫る逃走劇も見どころです。

超高齢化や少子化など現実的な問題を背景にしているからこそ、臨場感が一層高まってきます。AIが人間の命の価値を決めてしまう世界の恐怖と、それでも抗おうとする人間の姿に胸が熱くなる映画です。

M3GAN/ミーガン

可愛い人形のはずが、観るほどにゾッとするほどの恐怖へと変わっていくAI映画『M3GAN/ミーガン』。両親を亡くした少女を守るために作られたAI人形・ミーガンは、使命感が暴走して次々と脅威を排除していきます。

その狂気はただのホラーを超えて、AIが持つ「純粋すぎる危うさ」を如実に表現。人間よりも人間らしい優しさと残酷さを同時に見せる姿は圧巻で、ホラーでありながらも、人間とAIの関係に深い問いを投げかけます。

本心

池松壮亮と田中裕子の演技が胸に迫る、2025年必見の日本映画『本心』。昏睡から目覚めた青年が、母をデジタルで再現する技術「VF」と出会い、亡き母の心に触れようとするヒューマンストーリーです。

VFの母と会話するシーンは、まるで現実であるかのよう。池松壮亮の繊細な演技、田中裕子の二役の存在感は圧巻。技術が進歩しても変わらない人の心の尊さを強く感じさせてくれる名作です。

②AIを使った映画

続いて、AIを使った映画を3つご紹介します。

作品名 公開日 主なAI技術
ジェミニマン 2019年10月25日 完全3DCGによるフォトリアルな人間再現技術
アイリッシュマン 2019年11月15日 ILM開発「FLUX」による完全デジタル若返り
The Frost 2024年9月15日(予定・延期中) 完全生成AIによる制作(脚本・演出・編集・美術)

ジェミニマン

ベテラン暗殺者が若き日の自分と対峙する『ジェミニマン』。主人公ヘンリーを演じるのはウィル・スミスですが、若い頃の自分を相手に戦うという展開は衝撃的です。

着目したいのは、若いスミスが完全な3DCGで再現されていること。息遣いや肌の質感まで本物さながらで、まるで『インデペンデンス・デイ』時代のスミスが現在のスミスと共演しているようです。「ここまで人間をリアルに再現できるのか」と、AI技術に圧倒される名作映画です。

アイリッシュマン

マーティン・スコセッシ監督が挑んだ209分の超大作『アイリッシュマン』。実在の殺し屋フランク・シーランの半生を通して戦後のアメリカ裏社会を描き出します。

見どころは、ロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノ、ジョー・ペシといった名優たちが、20代から老年期までを演じ切る姿。これは、ILMが開発した「FLUX」によるデジタル若返り技術によるもので、自然な表情を保ったまま若い姿を蘇らせています。

デ・ニーロが30代の自分として現れる瞬間はかなり衝撃的。往年の名優の演技とAI技術が融合し、映画世界の新たな幕を開いた傑作映画です。

The Frost

世界初・生成AIが全工程を担った『The Frost』。南極の凍結世界を舞台に、生存者たちが謎の信号を追う複雑怪奇なストーリーです。人間は一切関わらず、AI独自の感性で生み出された映像は、妖しくも美しく、どこか人ならざる哲学を感じさせます。

キャラの一貫性がなく、従来の映画から外れた表現は戸惑うものの、これこそAIの貴重な軌跡ともいえます。MIT Technology Reviewが「異様で印象的」と評した、映画の未来を切り拓く実験作です。

AI映画を創るAIエンジニアになるには

AI映画の舞台裏では、プログラミングや数学・統計学、機械学習やディープラーニングといった知識・スキルが活用されています。

例えば『アイリッシュマン』の若返り技術では、顔のディエイジングにディープラーニングが使われました。『ジェミニマン』のウィル・スミスを完全に再現したCGには、高度な画像認識と生成モデルが必要です。

映画といえば、やはり監督やキャストに目が行きがちですが、AI映画に限り、その感動を支えているのはAIエンジニアの技術力でもあるのです。

AIエンジニア育成講座では、映画における顔認識の仕組みに通じるAIと機械学習の基礎、映画の「若返り」や「CG合成」に応用できる画像処理AI実装も学習します。ぜひこの機会に、映画の感動を生むAI技術の基礎を身につけてみてください。

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AIエンジニアに必要なプログラミングを独学で習得したい方もいるでしょう。以下の記事では、独学でプログラムスキルを身につける方法をお伝えしているので、興味がある方はぜひご一読ください。

【2025】プログラミングを独学で習得するには?AIエンジニアへの最短ステップを解説

AI映画についてまとめ

近年の生成AIの登場は、私たちの生活を飛躍的に効率化した一方で、その急速な変化は少なからず不安も呼び起こしました。
AI映画は、まさにその時代の空気を映し取り、AIへの依存が深まるほど「人間とは何か」という問いを観客に投げかけます

私たちは、人が生きるうえで本当に大切なもの、そして「生」の意味そのものを熟考する時期に来ているのかもしれません。