転職市場で資格の保有の有無は重要なポイントです。宅建や診断士などの資格、AIエンジニア向けの資格、E資格。AI市場は日に日に注目されるニュースも増え、人気の高い資格です。そんな、E資格を取得するためには、JDLA認定プログラムを受講することが必須条件ですが、受講料が高額なので受験を諦めてしまう人も少なくありません。ただし、JDLA認定プログラムは複数の企業が講座を開講しており、受講形態などによって料金が変動します。そこで最安値で利用できる講座はどれなのでしょうか。JDLA認定プログラムのポイントと料金を比較してみました。
- 1. JDLA認定プログラムの種類
- 1.1. 費用を抑えて最短合格!E資格対策ディープラーニング短期集中講座(株式会社VOST)
- 1.2. 現場で使えるディープラーニング基礎講座(スキルアップAI株式会社)
- 1.3. ディープラーニングハンズオンセミナー(株式会社キカガク)
- 1.4. 機械学習オンライン/ディープラーニングオンライン(株式会社zero to one)
- 1.5. 現場で潰しが効くディープラーニング講座(Study-AI株式会社)
- 1.6. AIエンジニア育成講座/AI_STANDARD E資格試験対策講座(株式会社STANDARD)
- 1.7. AIジョブカレ ディープラーニング講座(エッジテクノロジー株式会社)
- 1.8. 全人類がわかるディープラーニング体系講座(株式会社AVILEN)
- 1.9. JDLA E資格対策コース(AIdemy)
- 2. 価格だけでなくサービス内容もチェックして決めよう
- 3. E資格に合格するためにおすすめなJDLA認定のE資格対策講座
JDLA認定プログラムの種類
JDLA認定プログラムは複数の講座から選ぶことができます。そこで、それぞれどんな講座なのか、概要や値段を見てみましょう。
費用を抑えて最短合格!E資格対策ディープラーニング短期集中講座(株式会社VOST)
AIの実務実績のある講師のもと、ディープラーニングを実装するエンジニアのスキル習得に特化し、オンラインでの事前学習や体験学習が可能です。毎回の講義の復習もオンラインで可能。Eラーニングを活用して通信教育も可能です。
学習期間は1ヶ月で、受講料は188,000円(税別)と、仕事で忙しい方やとにかく短期でE資格の対策がしたい方には非常におすすめです。
詳細はこちら(該当サイト)
現場で使えるディープラーニング基礎講座(スキルアップAI株式会社)
スキルアップAIはG検定のテキストを発行しており、AI検定関連の講座も様々な種類を取り扱っていますが、E資格を受験するにあたっては、「現場で使えるディープラーニング基礎講座」の受講が必須です。こちらではディープラーニングの基礎を学ぶにあたって、Pythonの基本的なライブラリや線形代数・統計・確率・微分などの数学・統計学、機械学習の基本を理解している必要があります。ただし、これらに関する講座も取り扱っているので、基礎に自信が無いなら関連講座も受講すると良いでしょう。授業形態はオンラインに加え、東京・大阪・名古屋での対面式の授業から選べます。また、価格は298,000円と他の講座と比較すると高いと言えるでしょう。
ディープラーニングハンズオンセミナー(株式会社キカガク)
株式会社キカガクが展開する「ディープラーニングハンズオンセミナー」はオンラインでの事前学習+3日間の対面授業で200,000円となっています。また、補講動画を視聴したければ100,000円上乗せする必要があります。ChAInerコースとKerasコースの2種類があり、Python・Microsoft Azureに加えて、PythonのライブラリであるChAInerとKerasの好きな方を選んで学ぶことが可能です。こちらの講座はAzure関連の知識も身に着けられる点がメリットとして大きいでしょう。
機械学習オンライン/ディープラーニングオンライン(株式会社zero to one)
こちらは企業向けに展開しているJDLA認定プログラムです。そのため、こちらの講座を受講したい場合は、福利厚生などでzero to oneのサービスが利用できる企業で働いている必要があります。オンライン形式で受講することができる点が便利ですが、受講できるかどうかは会社次第なので、利用したい場合は会社に相談しましょう。
現場で潰しが効くディープラーニング講座(Study-AI株式会社)
「現場で潰しが効くディープラーニング講座」は福岡・東京での対面授業もしくはオンライン形式から選ぶことができます。機械学習・ディープラーニングの基礎だけでなく、実装まで学べる点が良いでしょう。ただし、受講費用が高額で、350,000~450,000円必要です。
AIエンジニア育成講座/AI_STANDARD E資格試験対策講座(株式会社STANDARD)
こちらも企業向けのサービスなので、原則企業が福利厚生などで契約を結んでいないと利用することができません。AI関連の講座を多数取り扱っており、契約していればAIエンジニアの基本から実践までしっかり学ぶことができます。
AIジョブカレ ディープラーニング講座(エッジテクノロジー株式会社)
AIジョブカレでは、エンジニア未経験やAI関連開発未経験のエンジニアのキャリアチェンジをサポートしています。その一環として、E資格の取得を推奨しており、ディープラーニング講座を受講することで、E資格の受験資格を取得することが可能です。講座形態はオンラインもしくは東京・大阪・福岡の3箇所での対面形式から選ぶことができます。受験料は対面で139,800円、オンラインで111,840円となっており、AIジョブカレが最安値と言えるでしょう。
全人類がわかるディープラーニング体系講座(株式会社AVILEN)
株式会社AVILENもAI人材の育成事業を行っており、プログラミング未経験な人でも安心して受講できる講義内容となっています。東京での対面形式もしくはオンラインで受講することが可能で、価格はそれぞれ196,000円、136,000円なので、こちらも安いと言えるでしょう。ただし、料金が安いのはPythonや数学の基礎講座をスキップした場合であり、これらの講座を受講してしっかり基礎を固めたいなら追加料金を支払う必要があります。
JDLA E資格対策コース(AIdemy)
AIを学べるオンライン学習サービスのAIdemyでもE資格対策をすることができます。価格は580,000円と最も高額ではあるものの、オンラインでの学習だけでなくビデオカウンセリング・メンター制度・コード添削も付いてこの料金なので、手厚いサービスを受けてしっかり対策をしたい人におすすめでしょう。また、こちらのコースを受講している間は、AIdemyで取り扱っている全ての有料講座を利用することができます。
価格だけでなくサービス内容もチェックして決めよう
JDLA認定プログラムを開催している計8社の料金を比較しましたが、オンライン形式だと料金が安い傾向があります。ただし、ここで紹介したのはあくまで必要最低限の講座を受講した場合の料金です。手厚いサポートを受けたかったり、他の講座も受けて基礎を固めたかったりする場合は料金が高額になります。料金だけでなく、自分のスキルも考えて、確実にE資格の試験に合格できるような講座を選びましょう。
E資格に合格するためにおすすめなJDLA認定のE資格対策講座
E資格の受験資格を得るために必要なJDLA認定プログラムは多くの業者が実施しています。
そのなかでもおすすめの講座は、「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」です。
オススメの理由は
- 圧倒的に価格が安い
- AIの実務経験豊富な講師がどんな質問にも答えてくれる
- 短期集中セミナーなのでポイントを絞った解説をしてくれる
他の講座と比較すると、特に上記の点が優れています。
圧倒的に価格が安い
他のJDLA認定プログラムの値段を調べていると、価格が30万円前後というところが多いです。
講座によっては60万円近くするところも。
ですがAI研究所はなるべく多くの人にE資格を目指して勉強してほしいという思いから費用をグッと抑えてチャレンジしやすい価格にしました。
料金が168,800円からというのは、業界でも破格の設定だと思います。
AIの実務経験豊富な講師がどんな質問にも答えてくれる
AI研究所の講座は、価格は安くともきちんと質を担保しています。
実務経験が豊富で、何よりも「わかりやすく教える能力」に長けた講師が揃っていますよ。
誰にでも理解できるように、わかりやすく丁寧に教えてもらえるため、専門用語などがわからない方でも全く心配はありません。
E資格に合格するためには、機械学習や応用数学などの専門的で難易度の高い分野の学習が必要。
セミナーの内容でわからないことがあったら、講師が個別に質問に答えてくれるのでアフターフォローもバッチリです。
短期集中セミナーなのでポイントを絞った解説をしてくれる
実務で使えるE資格対策ディープラーニング短期集中講座は一ヶ月の集中講座。
ダラダラと長く時間をかけるわけではありません。
一ヶ月という期間は、メリハリがついて集中力が持続します。
その分講座の内容も常に最新のE資格に完全対応。
E資格に合格できる知識を習得できます。
短時間でのセミナーですが、日本ディープラーニング協会にて規定されている出題範囲をすべてカバーしていますよ。
本講座の内容は、ディープラーニングを実装できるエンジニアのスキル獲得という側面もあるので実務で使う環境構築なども身につけることができます。
ITエンジニアからAIエンジニアへの転職にも役立つことは間違いありません。
この機会に是非、受講されてみてはいかがでしょうか?
https://ai-kenkyujo.com/ai-e-shikaku/
E資格対策講座のプログラム内容例①応用数学
それではE資格を受けるために必要な認定プログラムはどのような内容なのでしょうか?
ここで簡単にご紹介していきたいと思います。
E資格では応用数学の知識が主に用いられます。
- 線形代数、確率、統計、情報理論
E資格の認定プログラム内容例②機械学習
E資格を受けるにあたり機械学習の知識についても必要となります。
- 実用的な方法論
E資格の認定プログラム内容例③深層学習
深層学習については下記のようなプログラム内容になっています。
- 順伝播型ネットワーク/CNN
- 深層モデルのための正則化/最適化
- 回帰結合型ニューラルネットワーク
- 生成モデル
- 強化学習
E資格シラバス:深層学習
などの知識や技術をJDLA認定のプログラムで受講する必要があります。
聞き慣れない言葉がありましたか?
JDLAが認定したプログラムを受講するには、線形代数、微分、確率・統計の基本的な知識は必須です。
他にも、PythonのPandas、NumpyなどのPythonライブラリの基本的な使い方を身に付けている必要があります。
試験の内容は口外禁止されているため、E資格の過去問題集の情報を持っている企業も限られています。
ただAI研究所のディープラーニング講座では過去問の大体の傾向は抑えた教育サービスを構築しているため非常におすすめのセミナーです。