いよいよ申し込み!E資格試験の申し込み方法と注意点を解説

いよいよ申し込み!E資格試験の申し込み方法と注意点を解説

AIエンジニアならぜひ取っておきたい資格「E資格」。AIに関連する資格の最高峰といわれるだけあり、しっかりと準備して試験に臨む必要がある難関資格です

この記事では、間もなくE資格試験に挑戦する人のために、E資格の申し込み方法と注意点を解説します。

E資格はいつまでに申し込む?

E資格試験は、年に2回、2月中旬と8月下旬に実施されています。

試験の申し込みは約二か月半前から始まり、2月試験は12月1日午前9時から、8月試験は6月1日午前9時から開始されます。申し込み自体は受験日前日の午後11時59分まで可能ですが、予約は先着順なので、希望の会場や時間帯がある場合はできる限り早めに予約することが大切です。

一斉試験のため、同一開催回では一度しか申し込みできません。

E資格の申し込み方法

E資格試験の申し込みは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDLA)のホームページからできます。

JDLA公式E資格試験概要はこちらから

ステップ1:新規ユーザー登録(アカウント登録)をする

E資格試験を予約するためには、ユーザー登録をしなければなりません。

以下のページの右側にある「アカウントの作成」ボタンをクリックしましょう。

アカウントの作成

その後、画面に従ってユーザー登録を進めます。

個人情報連絡先情報ログイン情報

出典:JDLA公式サイトより https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/JDLA.aspx

入力項目は氏名や生年月日、住所など一般的なものばかりなので、迷わず入力していけるでしょう。ただし、E資格試験は日本でつくられた試験ですが、回答項目が少々インターナショナルな仕様になっています。

例えば氏名の欄にミドルネームを書く項目があったり、住所をローマ字表記しなければならないなど、慣れない人はてこずるかもしれません。

ちなみに、ミドルネームがない人は、ミドルネーム欄は空欄で大丈夫です。苗字と名前を逆にしてしまう人も多いので、First Nameは名前、Last Nameは苗字にしましょう

E資格試験の申し込みが二回目以降の人は、すでにアカウントを持っているので、新たに作成する必要はありません。ユーザー名とパスワードを入力し、試験予約に進むことができます。

ステップ2:追加情報の登録に進む

アカウントが作成できたら、以下のページで「試験を予約する」をクリックします。

ダッシュボード

出典:JDLA公式サイトより https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/JDLA.aspx

ここでは、JDLA認定プログラムの修了ナンバーや事業者名、修了日時を入力する必要があります。認定プログラムを修了しなければE資格試験の申込みはできないということです。

他に、希望する試験の日程や職業などの設問にも応えていきます。

追加情報の指定

出典:JDLA公式サイトより https://www.pearsonvue.co.jp/Clients/JDLA.aspx

バウチャーチケットや、プロモーションコードを持っている人は、「バウチャーまたはプロモーションコードを追加」をクリックし、バウチャー番号またはプロモーションコードを入力し、「適用」をクリックします。割引率が受験料合計に反映されていることを確認の上、予約を完了しましょう。

学生料金で受ける場合は事前に申し込みをして、学生用プロモーションコードを発行してもらう必要があります。 学生用プロモーションコードの申し込みは2週間前くらいに締め切られてしまうので注意しましょう。

ステップ3:完了メールの受信

予約が完了すると、登録したEメールアドレス宛にPearsonVUEConfirmation@pearson.comから予約完了のお知らせメールが届きます。

予約の前には、メールドメインpearson.com からのメールが受信できるよう、受信許可設定をしておきましょう。

E資格試験では受験票は発送されません。予約完了時のメールに試験日程や会場、注意事項などが記載されているのみです。誤って消さないよう、完了メールはいつでも確認できるようにしておきましょう。

受験料の支払について

受験費用は、一般33,000円(税込)、学生22,000円(税込)、会員27,500円(税込)です。

試験予約時の支払いは、バウチャー、 プロモーションコード、クレジットカードのみです。予約方法(オンライン予約/電話予約)にかかわらず、銀行振込はできません。

E資格試験申し込みの疑問

E資格試験申し込みの疑問

E資格試験は申し込み方法もシンプルで、受験票などもないことから、「本当にこれで大丈夫なの?」と不安に思う人もいるようです。不明点があればJDLA認定プログラムを受講した事業者などにも確認しておきましょう。

ここではE資格の申し込みに関して、よくある質問とその答えを解説します。

JDLA認定プログラムの修了ナンバーはJDLAと共有しているの?

E資格試験に申し込む際に、必ず入力しなければならないのがJDLA認定プログラムの修了情報です。E資格試験を受験するためには「過去2年以内にJDLA認定プログラムの受講を修了していること」という条件をクリアしなければいけません。

認定プログラムを実施する事業者は、試験日の過去2年半以内にプログラムを修了した「修了者リスト」をJDLA事務局と共有しています。情報を受けたJDLAは、修了者に修了者ナンバーを付与し、認定プログラム事業者に連絡します。

認定プログラム事業者は修了者ナンバーを受講者に案内し、ここで初めて受講者はE資格試験に申し込むことが可能になります。修了者ナンバーはJDLAではなく、認定プログラム事業者からもらうということを覚えておきましょう。

一度付与された修了者ナンバーは、受験資格を満たす限り(修了から2年以内)であれば次回以降のE資格試験にも使用することができます。

ちなみに、2021年第一回試験より前の試験では、修了者ナンバーのほかに受験申込コード(バウチャーコード)が必要でした。受験申込コードは認定プログラム終了、受験するかどうか聞かれ、受験すると回答すると付与されていましたが、受験申込コードは廃止されてました。

現在は、受験の意思に関係なく修了者ナンバーだけで受験できるようになっているので、過去の受験者ブログなどを見て混乱しないようにしましょう。

キャンセル・変更はできるの?

一度申し込んだ試験は、受験日時の 24 時間前までキャンセル・変更することができます。予約の変更は試験会場に空きがある場合に限られるので、直前の変更は難しい場合があります。

また、カスタマーサービスを使って予約・予約変更・キャンセルをする場合には、受験日前営業日の 18 時までに完了する必要があります。

希望の会場に予約できる?

E資格試験の会場はかなりの数が用意されており、少ない県でも2カ所、主要都市では10か所以上もあります。パソコンを使う試験であることから、街のパソコン教室なども会場になっているようです。

会場数が多いため、自宅から行ける範囲の会場がすべて埋まってしまって試験が受けられないということはあまりないかもしれません。ただし、行きたい会場がある場合は早めに予約したほうが安心でしょう。

ちなみにE資格は日本国内の試験会場でのみ受験ができるので、海外では試験を受けられません。

これまでの努力の集大成!しっかり準備して当日を迎えましょう

E資格は、資格試験のなかでも難易度が高いといわれています。試験当日を迎えるまでにはいくつものハードルを乗り越えなければならないでしょう。

そんな毎日の頑張りを無駄にしないためにも、万全の準備で試験当日に臨みましょう。