E資格の学習方法は?合格者の体験談から分野別の攻略方法まで解説!

E資格の学習方法は?合格者の体験談から分野別の攻略方法まで解説!

E資格は難易度が高いAI資格として有名ですが、どのように学習すれば合格できるのでしょうか?今回はE資格の学習方法について解説します。この記事を読めば、E資格の合格者の勉強方法がわかるようになります。また、分野別の攻略法まで理解できるようになるため、ぜひ参考にしてみてください。

[はじめに]E資格とは

E資格とは
出典元:『一般社団法人日本ディープラーニング協会』

E資格は、ディープラーニングの基礎知識や実装能力を保有していることを証明できる資格です。社内でのキャリアップや就職活動、転職活動に活用できるため、多くの方が受講しています。E資格の試験概要は以下の通りです。

受験資格 JDLA認定プログラムの修了者(過去2年以内)
試験時間 120分
試験問題数 100問程度
試験会場 各地の指定試験会場
出題範囲
  • 応用数学
  • 機械学習
  • 深層学習
  • 開発・運用環境
受験費用
  • 一般:33,000円(税込)
  • 学生:22,000円(税込)
  • 会員:27,500円(税込)
試験日 年2回(2月・8月)

E資格の合格者の学習方法

E資格の学習方法 (1)

E資格に合格するためには、合格者がどのように学習したかを見ておきましょう。ここではE資格の合格者の学習方法をご紹介します。

学習スケジュールを立てる

E資格は難易度が高いため、合格するためには試験勉強の時間を100~200時間ほど確保しなければいけません。そのため、E資格の受験日から逆算をして学習スケジュールを立てていきましょう。

E資格の合格者の勉強期間は平均8か月間で、平日3時間、休日5時間ほど勉強しています。E資格の合格者の学習スケジュールを参考にしながら、試験勉強の計画を立ててみてください。そして、試験勉強の時間を確保することで、合格が近づきます。

 E資格の難易度について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。

関連記事:『E資格の難易度は?未経験で合格するための勉強時間・勉強方法を解説

基礎を身に付けてから応用問題に取り組む

E資格の問題集(黒本)がスムーズに解けるようになるためには、応用数学やPythonの基礎を身に付ける必要があります。数式の意味やPythonの文法をシッカリと身につけなければ、問題集に挑戦してもテキストを読み返すことになります。そのため、基礎を身に付けた上で応用問題に取り組むようにしましょう。

E資格対策講座を受講する

E資格は、聞き慣れない専門用語を暗記しなければいけず、プログラミング言語でコーディングしなければいけません。プログラミングの仕事をしていない初心者の方は、衝撃を受けるほどの難しさです。E資格の試験勉強を独学で進めていくと挫折してしまうでしょう。

挫折が不安な方は、JDLA認定事業者が提供しているE資格対策講座を受講してみてください。E資格対策講座を受講すれば、講師と生徒と一緒に勉強できてモチベーション維持しやすくなります。また、自分のレベルに応じた指導をしてくれるため、専門用語やコーディングを習得できるようになります。

Pythonを写経する

E資格は、コーディングの問題が出題されます。そのため、Pythonを写経してコーディングを覚えていきましょう。写経の手順は以下の通りです。

  • 参考書などに記載されているプログラムを写経する
  • プログラミングコードを監察する
  • コードを観察したら、類似のプログラミングコードを書いてみる
  • プログラミングが動くかを確認する 

大切なことは、プログラミングのミスに気づくことです。必ず、プログラミングが動くかを確かめて「どこに時間がかかったか」「どのようなミスがあるか」反省する時間を設けましょう。

YouTubeの解説動画を視聴する

E資格対策講座、テキストを見ても数学やPythonに躓いたときは、YouTubeの解説動画を視聴しましょう。YouTube解説動画には「動画1本でPythonの基礎が習得できる速習コース動画」「中学生の数学を学び直す動画」などが配信されています。とてもわかりやすく解説されているYouTube動画を視聴すれば、基礎知識が習得しやすくなります。

模擬試験を受ける

E資格の受験会場はテストセンターです。そのため、とても緊張する方が多いです。試験端末の操作方法に慣れておかなければ、慌ててしまうかもしれません。このような事態を招かないためにも、JDLA認定事業者が提供する模擬試験を受けておきましょう。

試験本番と同じような環境で模擬試験を受けておけば、落ち着いて試験問題を解いていけるようになります。

[分野別]E資格の攻略法

次に「応用数学」「機械学習」「深層学習」「開発」の分野別の攻略法を見ていきましょう。

応用数学

応用数学では中学校や高校の数学を復習していきます。数学は数式を暗記するのではなく「意味」「活用方法」をセットで覚えると、Σやexpやlogなどの言葉が出てきても抵抗を抱くことがなくなります。そのため、勉強ノートに「数式」「意味」「活用方法」をまとめてみましょう。YouTube解説動画でも応用数学が学べるため、ぜひ視聴してみてください。 

応用数学の勉強方法について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。

E資格の数学で合格点を取る勉強方法!おすすめの参考書や講座を紹介

機械学習

機械学習は、YouTube解説動画などを上手く活用することで各モデルについて理解できるようになります。大切なことは機械学習のモデルの「背景」「活用方法」をセットで覚えることです。「背景」「活用方法」をセットで覚えることで、どのモデルが最適であるか判断できるようになります。

深層学習

深層学習は難解のため、YouTube解説動画を見ても理解できない恐れがあります。その場合は、その都度、自己学習して基礎知識を身に付けるようにしましょう。

JDLA認定事業者のE資格対策講座を受講して、講師陣にわからない箇所を質問することで、深層学習の基礎知識が身に付きやすくなります。講師からアドバイスをもらったら、自分の言葉でノートにまとめてみましょう。

開発・運用環境

開発・運用環境は、Pythonでコーディングしてプログラミングを動かしてみることで習得できます。そのため、何度もPythonでプログラミングしてみましょう。JDLA認定事業者のE資格対策講座を受講すれば、自分で書いたコードをプロに添削してもらえます。

E資格の学習方法

E資格の学習方法

E資格の学習のコツを押さえた上で、どのような学習方法があるかを確認していきましょう。ここでは、E資格の学習方法をご紹介します。

テキスト

E資格対策向けに、さまざまなテキストが販売されています。テキストを選ぶときは「応用数学とPythonの基礎知識が身につけられる本」「最新のシラバスの対策ができる本」「専門用語を深堀りできる本」を購入しておきましょう。おすすめのテキストは5冊あります。

  • 最短コースでわかる ディープラーニングの数学
  • 最短コースでわかる PyTorch &深層学習プログラミング
  • ゼロから作るDeep Learning ❸ ―フレームワーク編
  • ゼロから作るDeep Learning
  • ゼロから作るDeep Learning❷ ―自然言語処理編 

独学で勉強したい方は、上記のテキストを購入してみてください。

問題集

E資格対策向けに、徹底攻略ディープラーニングE資格エンジニア問題集を購入しましょう。別名で黒本と呼ばれる問題集は、E資格の出題傾向を徹底分析して作られたものです。問題集で80点以上獲得できれば合格が近づきます。試験問題が多く収録されているため、1冊購入しておきましょう。

E資格対策できるテキストや問題集について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。

E資格の勉強に最適な問題集・参考書はどれ?目的別に良質な一冊を紹介します!

YouTube動画

テキストや問題集だけでは理解できない場合は、YouTube解説動画を視聴するのもおすすめです。YouTubeには応用数学とPythonの基礎知識について紹介されている動画があります。動画1本視聴すれば、基礎知識が身に付く速習コースの動画もあるため、有効的に活用していきましょう。

E資格対策講座

E資格は難解な専門用語が出てきたり、Pythonでコーディングしなければいけません。これらをテキストと問題集で身に付けていくのは至難の業です。そのため、独学が難しいと感じた場合はJDLA認定事業者のE資格対策講座を受講しましょう。E資格対策講座を受講すれば、自分のレベルに合った指導が受けられます。

AI研究所「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」は最短でE資格を目指したい方におすすめの講座です。詳細については下記のサイトをご覧ください。

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E資格の学習方法でよくある質問

E資格の学習方法に関するよくある質問 (1)

最後にE資格の学習方法でよくある質問をご紹介します。

Q.E資格の試験勉強を継続するコツはありますか?

E資格は難易度が高く、初学者が合格するためには100~200時間は勉強しなければいけません。E資格の受験者は試験勉強を継続するために、以下のような取り組みをしていることが多いです。

  • JDLA認定事業者のE資格対策講座で講師や仲間と一緒に勉強する
  • Twitterで勉強の記録を発信して「いいね」をもらう
  • E資格の受験者の仲間を見つけて励まし合う

Q.E資格対策講座の選び方を教えてもらえますか?

さまざまなJDLA認定事業者がE資格対策講座を提供していますが「学習内容」「学習期間」「学習形式」「料金」「サポート体制」を見て、自分に見合う講座を選ぶことが大切です。

重要な箇所を繰り返し説明してくれる講師、重要な箇所が太文字になっているテキストが用意されているかをチェックすると講座の満足度が上がります。

Q.E資格の受験前に取得しておくよい資格はありますか?

E資格の受験前にG検定とPythonエンジニア認定データ分析試験を取得しておくことをおすすめします。G検定はAIに関する基礎知識が習得できて、Pythonエンジニア認定データ分析試験はPythonの基礎知識が習得できます。 

2つの試験について詳しく知りたい方は、下記の記事を読んでみてください。

G検定とPythonエンジニア認定データ分析試験の違い

まとめ

今回はE資格の学習方法について紹介しました。最後にE資格の合格者の勉強方法をおさらいしておきましょう。 

  • 学習スケジュールを立てる
  • 基礎を身に付けてから応用問題に取り組む
  • E資格対策講座を受講する
  • Pythonを写経する
  • YouTubeの解説動画を視聴する
  • 模擬試験を受ける

もし、この記事を読んでE資格対策講座を探そうと思った方は、AI研究所「E資格対策ディープラーニング短期集中講座」を受講してみてください。AI研究所の講座であればオリジナルテキストがもらえて、模擬試験も受けられます。AI研究所の講座の詳細情報は下記よりご覧ください。

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