G検定で役立つ!人工知能について学べるオススメの参考書

G検定で役立つ!人工知能について学べるオススメの参考書

G検定の勉強をするときには、日本ディープラーニング協会の公式テキストと問題集を使う人が多いです。G検定の出題範囲は、人工知能、機械学習、ディープラーニングの3つです。これらの項目をより深く勉強するには、参考書も必要になる場合があります。「テキストと問題集では不十分」と感じる人は、ここで取り上げる参考書を利用してみるのもひとつの方法です。人工知能の勉強にオススメの参考書を、今回は6冊紹介します。

人工知能について基礎から学べる参考書

G検定の勉強を始める時点で、人工知能について漠然としか理解していない人もいるかもしれません。このような初心者にオススメできるのが、ここで紹介する参考書です。

「ビジネスパーソンのための人工知能入門」マイナビ出版

「ビジネスパーソンのための人工知能入門
こちらの本は、人工知能をビジネスに活用するうえで必須の知識をまとめた内容になっています。人工知能は、決済などのさまざまな業務に活用され始めていますが、いざ自分が業務を行うとなると何から手をつけて良いかわからない人も少なくありません。こういった状況でスムーズにAIを活用できるようにするには、AIの知識を応用するための思考を身につける必要があります。この本では、ビジネスでAIを利用するときの考え方が、ひと通り理解できるようになっています。

「人工知能は人間を超えるかディープラーニングの先にあるもの」角川EPUB選書

人工知能は人間を超えるか ディープラーニングの先にあるもの
この本も、人工知能の歴史を解説しながら今後の未来について考える内容になっています。研究者などの専門家と一般の人のAIについての認識が異なる点に注目しているところも特徴です。人工知能の知識を現実のビジネスに応用するうえでは、このような認識の違いをどう埋めていくかが重要になってきます。

「人工知能はどのようにして『名人』を超えたのか?」ダイヤモンド社

人工知能はどのようにして『名人』を超えたのか?
人工知能と人間のどこが違うのかを掘り下げて解説しているのが、こちらの本です。これまで人工知能について漠然としか理解していなかった人も、人間との違いがわかればより具体的に機能や性質がイメージできるようになるでしょう。将棋や囲碁での人工知能の活躍を取り上げ、現役のプロの反応に触れているのも特徴になっています。

人工知能の知識や専門用語が図、マンガで学べる参考書

参考書に書かれている内容のイメージがわかないことは、勉強をするうえで大きな障害になります。文字で読んで理解できないことでも、図やマンガという形式ならイメージがわくかもしれません。ここでは、図やマンガを取り入れて解説をしている参考書を紹介します。

「絵でわかる人工知能明日使いたくなるキーワード68」SPクリエイティブ

絵でわかる人工知能明日使いたくなるキーワード68
この本は、「エキスパートシステム」や「協調フィルタリング」、「シンギュラリティ」などの専門用語が図で解説されているのが特徴です。初心者の場合、人工知能の専門用語を読んでもなかなか理解ができないかもしれません。意味が理解できていないと、丸暗記をしてもすぐに忘れてしまうことがあるのが難点です。こちらの参考書を利用すれば、意味するところをしっかりと理解したうえで、専門用語が覚えられる可能性があります。

「マンガでわかる!人工知能AIは人間に何をもたらすのか」SBクリエイティブ

マンガでわかる!人工知能AIは人間に何をもたらすのか
マンガ形式のストーリーを楽しみながら人工知能について学べるのが、こちらの参考書です。一見すると難しそうに思える人工知能や機械学習、ディープラーニングについて、この本ではわかりやすく説明をしています。人工知能の歴史や今後の未来にも触れられており、これまでのAIの変遷が大まかに理解できる内容です。

人工知能をビジネスに活用するノウハウが学べる参考書

G検定の目的は、人工知能などのディープラーニングの知識をビジネスに活用できる人材を育成することです。実際の試験でも、ビジネスへの応用力を問う問題が出題されることがあります。基礎をひと通り学んだ後に読んでおくと役立つのが、以下の2つの参考書です。

「実践フェーズに突入最強のAI活用術」日経BP社

実践フェーズに突入最強のAI活用術
人工知能をビジネスに活用するときのノウハウをまとめたのが、こちらの本です。人工知能を活用するときには、エンジニアとの専門的な用語を使ったコミュニケーションが必要になってきます。この本では、人工知能を運用する側に求められるコミュニケーション能力や活用するうえでの注意点などが取り上げられており、現実のビジネスシーンで役立つ知識が得られる内容になっています。車載カメラやがんの病理診断などを取り上げた人工知能の活用例を挙げている点も、この本の特徴です。

「人工知能システムのプロジェクトがわかる本企画・開発から運用・保守まで」翔泳社

人工知能システムのプロジェクトがわかる本企画・開発から運用・保守まで
この本は、人工知能システムを導入するときのノウハウを詳しく解説しています。企画書をどう書くかやデータを加工するときのテクニック、アルゴリズムなどが学べるため、専門的な知識を網羅しておきたい受験者にとっても役立つ内容です。実例集もついており、人工知能を活用するスキルを身につけるうえでも利用する価値がある参考書です。

自分に合った参考書を選んで勉強をスタートしてみよう

日本ディープラーニング協会が紹介している推薦図書や受験者から評判のよい参考書は、G検定の合格に必要な知識をスムーズに習得できる内容になっていることが多いです。初心者向けの参考書もあるため、人工知能について知識がなくても勉強は比較的始めやすいと言えます。G検定の受験を予定している人は、自分に合った参考書を見つけて勉強をスタートしてみましょう。