IT人材を目指して、E資格を取得するためには日本ディープラーニング協会の定める認定プログラムを受講した上で資格試験を受けて合格することが求められます。認定プログラムを受講することまではできても、E資格の専門性のために難易度も高く感じ、試験で合格できるかが悩みになることもあるでしょう。その際に役に立つE資格対策ができるサービスにはどのようなものがあるのでしょうか。
例題つきの対策サイトを活用しよう
E資格試験の対策として有用なインターネットサービスは公式サイトを含めたくさんあります。JDLAの認定プログラムそのものもE資格を取得する上でただ必須なだけでなく、試験に合格するために必要な知識を伝授してもらえる機会になります。一つしか受講できないわけではなく、会場に行かなくてもオンラインで受講できるプログラムもあるのでまずは候補に挙げてみましょう。また、JDLAによって認定されていない対策講座も提供されており、インターネット上で受講の申し込みを受け付けています。この場合にも会場での対策講義の場合とオンライン講義の場合があり、内容も多岐にわたっているので希望する内容のものを探して申し込みましょう。
E資格の対策サイトには単純に試験対策を主題としているものばかりではありません。JDLAの認定プログラムとしてどれを選んでおくと有利か、試験で出題されることが多い内容は何かなどといった分析結果を紹介しているサイトも役に立ちます。サイトによってはE資格の公式シラバスを噛み砕いて説明している場合もあり、具体的にどんな勉強をしたら良いかがわからなかった人も熟読してみると方針を立てられるようになるでしょう。この他にもE資格試験の勉強になる参考書を紹介しているサイトなどもあるため、どんな情報があれば良いかをよく考えて適切な対策サイトを探してみるのが大切です。
また、逆にE資格対策とは明記していないけれど、E資格の試験合格のために勉強に役立つサイトも多数あります。自分にとっての難易度を整理し、何が弱点かを見極めて必要な知識を身につけられるサイトを選ぶようにしましょう。
例題を見てわからない言葉があるなら単語集を使おう
E資格を取得するためには、まずディープラーニングに関わる様々な専門用語の語彙と応用数学を勉強することが必要です。エンジニアであっても耳慣れないような単語が次々に出てきて覚えきれないことも珍しくありません。せっかく例題を見ても単語の意味がわからないととても時間がかかってしまいます。専門用語を適切な表現と合わせて使用できるようになることはE資格試験に合格するために重要な要素です。特に試験時間の割に設問数が多いことから、言葉のレベルで悩んでしまうようでは問題を全部解くことすらできなくなりかねません。
このような問題への対策として有用なのが単語集の活用です。E資格で用いられる単語を網羅しているオンライン単語集を活用しましょう。ディープラーニング、機械学習、人工知能などといったキーワードを盛り込んでいる単語集であればかなりの範囲が網羅されているので有用な語彙が身につきます。
さらにワンランク上を目指したいと考えたらディープラーニングの参考図書を読みこなしていきましょう。必ずしも技術習得のための参考図書を選ぶ必要はなく、ディープラーニングの歴史や変遷などについて書かれているものであっても問題はありません。その中でどんな表現でどの単語が使用されているかを見ていくことにより、自然に専門用語を使いこなせるようになります。試験対策に必要な知識も同時にカバーできることから有用な対策方法です。
AIエンジニアとしてプログラミングのスキルアップ
E資格の試験対策で人によってはかなり大きな障害になるのがPythonの習得です。ディープラーニングや機械学習ではPythonを使用するケースが多いこともあって、E資格試験ではソースコードが出題されるときにはPythonで記述される仕組みになっています。今までPythonを使ったことがほとんどなかったというエンジニアの場合にはスキルアップもする必要があるのです。Pythonの拡張モジュールであるnumpyはディープラーニングにおける数値計算処理を効率化するためによく用いられています。numpyの使い方も含めて勉強しておくのが試験対策としては有効でしょう。
Pythonやnumpyを学べるサービスとしては専門学校や通信教育が代表的ですが、オンラインサイトで入門的な説明をしているサイトも多数あります。実践力も学びたいなら専門学校や通信教育を利用した方が良いでしょう。しかし、知識を手に入れることや基本的なノウハウを覚えることが目的ならインターネットサイトを使えば十分なこともあります。E資格試験対策サイトとしてではなく、numpyの習得を目指す人向けの入門サイトとして運営されているのが一般的です。例題があって実践的に学べるサイトもあるのでまずはこのようなサイトを参考にして独学をしてみるのも良いでしょう。
E資格試験対策に使える例題を探そう
E資格試験に合格するための対策サービスは会場での講座やインターネット講座に加え、学ぶべき内容が掲載されているインターネットサイトや参考図書など様々なものがあります。合格するために何を学ぶ必要があるのかをよく考えて、適切なサービスを選んで利用するのが肝心です。目的さえ明確になればきっと役に立つサービスを選び出せるでしょう。
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