Pythonデータ分析関連の資格4つ!どの資格を取得すべきかを解説

Pythonデータ分析関連の資格4つ!どの資格を取得すべきかを解説

Pythonを活用できるスキルの証明をするために、どのような資格を取得すべきなのだろうかと悩んでいませんか?

希望するキャリアによって、取得すべき資格の優先順位は異なるため、どれを取得すべきなのかを把握しておきましょう。

今回はPythonデータ分析関連の資格を4つ紹介します。

この記事を読めば、データエンジニアとしてキャリアを磨くために、どのような資格から取得すれば良いかがわかるようになります。

コンサルタントを目指したい方、エンジニアを目指したい方、それぞれにおすすめの資格を紹介しているため、ぜひ記事を読んでみてください。

Python関連に資格の一覧表

Pythonを活用したデータ分析能力を証明できる資格は、4つあります。

「どのような職種を目指したいか?」「どのような企業で働きたいか?」によって、資格取得の優先度は変わってきます。

そのため、どのような資格があるかを覚えておきましょう。

資格名 おすすめの人
Python 3 エンジニア認定データ分析試験 Pythonの基礎スキルを磨きたい人
Python Certifications PCPP-32-1 外資系企業のエンジニアで働きたい人
G検定 DXコンサルティングなど提案をしたい人
E資格 AIエンジニアとして現場で活躍したい人

Python 3 エンジニア認定データ分析試験

Python 3 エンジニア認定データ分析試験
出典元:『Python 3 エンジニア認定データ分析試験』

Python 3 エンジニア認定データ分析試験は、Pythonソフトウェア財団が主催している試験です。

この試験に合格をすれば、Pythonの基礎や数学の他、ライブラリによる分析などに関する知識・スキルを保有していることを証明できます

推薦テキスト「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」のどの章からどの程度の割合が出題されるかが発表されています。

他の試験と比較すると難易度が易しい試験です。したがって、G検定やE資格を受験する前に、Pythonの基礎スキルを磨きたい方におすすめの試験です。 

試験名称 Python 3 エンジニア認定データ分析試験
試験問題
  •   データエンジニアの役割
  •   Pythonと環境
  •   数学の基礎
  •   ライブラリによる分析実践
  •   データ収集と加工

※テキスト「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」から出題されます。

試験問題数 40問
試験問題の出題形式 選択形式
試験時間 60分
合格ライン 正答率70%
難易度・合格率 合格率:86%

難易度:高い

※Python未経験者は、Python 3 エンジニア認定基礎試験から合格したほうがよい

試験日 通年、受験可能
試験場所 全国のCBTテストセンター
受験料(税込) 一般:11,000円

学割:5,500円

受験資格 特になし
申し込み http://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam.htm

Python 3 エンジニア認定データ分析試験概要や勉強方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『Pythonエンジニア認定データ分析試験とは?難易度や勉強方法を解説』

Python Certifications PCPP-32-1

Python Certifications PCPP-32-1
出典元:『Python Certifications』

Python Certifications PCPP-32-1は、ポーランドを拠点に置くNPOのOpenEDG Python Instituteが主催している試験です。

PCPP-32-1に合格すれば、Pythonプログラマーとしてデータ分析にPythonを活用できるスキルを証明できます

試験問題は全て英語で出題されるため、英語力があることも証明できます。そのため、外資系企業で勤務したいと考えている方におすすめの資格です。

試験名称 Python Certifications PCPP-32-1
試験問題
  • ファイル処理
  • 数学・工学系ライブラリの使い方
  • GUIプログラミング
  • オブジェクト指向プログラミングの応用理論
試験問題数 40問
試験問題の出題形式 選択問題

穴埋め問題

試験時間 65分
合格ライン 正答率70%
難易度・合格率 合格率:非公開

難易度:高い

試験日 通年、受験可能
試験場所 オンライン
受験料 195USD
受験資格 特になし
申し込み Search Resutsから試験チケットを購入

G検定

G検定
出典元:『G検定』

G検定とは一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDA)が主催しているAIをビジネスに活用するための知識を問う試験です。

G検定に合格すれば、ビジネスでAIを活用する能力を保有することを証明できます

そのため、ビジネスプロデューサーやビジネスデザイナー、DXコンサルタントを目指したい方におすすめの資格です。 

試験名称 G検定
試験問題
  • 人工知能とは
  • 人工知能分野の問題
  • 機械学習の具体的手法
  • ディープラーニングの概要
  • ディープラーニングの手法
  • ディープラーニングの社会実装に向けて
  • 数理・統計
試験問題数 200問
試験問題の出題形式 多肢選択式
試験時間 120分
合格ライン 正答率70%
難易度・合格率 合格率:65%

難易度:易しい

試験日 年5回(3月・5月・7月・9月・11月)
試験場所 オンライン
受験料(税込) 一般:13,200円

学生:5,500円

受験資格 特になし
申し込み G検定受験チケット購入サイト 

G検定の難易度、合格するための勉強方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『G検定の難易度は?AI初学者でも合格できる勉強方法まで解説

E資格

E資格
出典元:『一般社団法人日本ディープラーニング協会』

E資格とは、一般社団法人日本ディープラーニング協会(JDA)が主催しているAI実装能力を問う試験です。

AIの実装を牽引できる人材を輩出するために認定試験を開催しており、世界初のAIエンジニアを認定する資格として誕生しました。

E資格に合格すれば、AI実装スキルを証明できます。そのため、現場で活躍できるAIエンジニアを目指したい方におすすめの資格です。

試験名称 E資格
試験問題
  • 応用数学
  • 機械学習
  • 深層学習
  • 開発・運用環境
試験問題数 100問
試験問題の出題形式 多肢選択式
試験時間 135分
合格ライン 正答率7割
難易度・合格率 合格率:70%

難易度:高い

試験日 毎年2月・8月
試験場所 各地の指定試験会場
受験料(税込) 一般:33,000円

学生:22,000円

会員:27,500円

受験資格 JDA認定プログラムを(*1)試験日の過去2年以内に修了していること
申し込み https://www.pearsonvue.co.jp/Cients/JDA.aspx

E資格の難易度、合格するための勉強方法について詳しく知りたい方は、下記の記事をお読みください。

関連記事:『E資格の難易度は?未経験で合格するための勉強時間・勉強方法を解説

Pythonデータ分析関連の資格取得を目指せる講座

弊社では、オンラインや対面など、受講者の好みに合わせて受講できるセミナーを開催しています。

Pythonデータ分析関連の資格をご紹介しましたが、独学で勉強することに不安を感じている方は講座受講を検討してみてください。

E資格対策講座 

E資格対策講座は、知識ゼロからE資格に最短で合格するための講座です。

東京大学の松原仁教授と慶応大学の栗原聡教授が監修しており、難しい用語をわかりやすく紐解いたプログラムになっています。

8.5時間で「数学」「機会学習」「Python」の基礎知識を習得して、24時間でAIの実装ができるようになります。

段階的に学習できるプログラムで、修了率99.2%を記録していることが大きな特徴です。また、E資格に合格後の転職活動や実務でAIを活用したいときなどの相談もできます。

>>E資格対策講座の詳細情報はコチラ 

G検定講習セミナー

G検定講習セミナーは、1日でG検定に必要な知識を習得できるセミナーです。

午前の部で、AIの基本的な仕組みや機械学習のアルゴリズムについて学習し、午後の部で最新のAI活用方法について学習していきます。

会場受講、ライブウェビナー、eラーニングと3つの受講形式が選べるため、ライフワークに見合った方法で試験勉強ができます。

>>G検定講習セミナーはコチラ 

Python講習セミナー

Python講習セミナーは、2日間でPythonのスキルを習得できるセミナーです。

Python未経験者で知識がない方でも、Pythonが扱えるようになっています。

「Python 3 エンジニア認定基礎試験」「Python 3 エンジニア認定データ分析試験」の受験前に基礎力を身に付けたいという方におすすめのセミナーです。

>>Python講習セミナーはコチラ 

まとめ

Pythonを活用したデータ分析能力を証明できる資格は、4つあります。

「どのような職種を目指すか?」「どのような企業で働きたいか?」に応じて取得すべき資格は異なってきます。 

  • Python 3 エンジニア認定データ分析試験:Pythonの基礎スキルを磨きたい人
  • Python Certifications PCPP-32-1:外資系企業のエンジニアで働きたい人
  • G検定:DXコンサルティングなど提案をしたい人
  • E資格:AIエンジニアとして現場で活躍したい人

 そのため、上記を参考にして自分のキャリアに見合った資格を取得してみてください。